玉川小にアオウミガメを届けてくれたエバーラスティング・ネイチャーの井ノ口さんから、以下のようなメールが届いて、母ガメの情報が得られました。厳しい自然の中で生き抜き、この子たちを産み落としたんだなと思うと、感動しました。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
お世話になっております。
子ガメ達が順調に育っているようで、何よりです。
ところで、3代目子ガメたちの母ガメ情報が分かったのでお知らせします。
この母ガメは2002年から小笠原での産卵が確認されており、今年で3度目の確認です。

（初確認　2002年度、2度目　2005年、3度目　2010年）

2010年計測時のサイズ
・直甲長(甲羅の一番長い縦の長さをまっすぐ測った長さ)・・・98cm
・直甲幅(甲羅の一番長い横の幅をまっすぐ測った長さ)・・・74.5cm

今年は3回の産卵を確認しています。
そのうちの1回が7月18日で、大村海岸で102個の卵を産みました。

写真をご覧下さい。
右下に大きなくぼみがありますが、これはサメに襲われる等して出来た傷ですが、
既に甲羅が形成されて治癒済みです。
これは2002年の産卵時にはなかった傷なので、2002年産卵後〜2005年までの間に出来た傷です。