本日の朝礼では校長先生と、生活指導主任の先生から話がありました。

校長先生から、天動説と地動説の話から、正しいことを知ることの難しさについて話がありました。

フィルターバブル現象とは、AIがユーザーの閲覧履歴から「見たい情報」を選んで表示するため、システムによる情報の偏りがある現象

エコーチェンバー現象は、SNSで自分と似た意見を持つ人をフォローすることで、同じ意見ばかりが反響し、異なる意見が届かなくなる人間関係による情報の偏りがある現象です。

自分の周りに集まってくる情報が、必ず正しいとは限らないと思うことが大切だという話でした。

生活指導主任からは、「ゆでカエル理論」の話がありました。

カエルをいきなり熱湯に入れると飛び出すが、常温の水に入れて徐々に温めると、温度の変化に気づかず死んでしまうという寓話からきている理論です。

急激な変化には反応できるけれども、ゆっくりとした変化には慣れ、居心地の良い「ぬるま湯」のような状態に慣れきってしまうと、危機が迫っていることに気づかなくなるというお話から、4月にはできていたことが今でも変わらずできているか（遅刻しない、提出物、ルールを守るなど）振り返ってみましょうとありました。

2学期の終わりを前に、ぜひ、普段の生活を振り返ってほしいという思いの朝礼のお話でした。