2学期 始業式の校長講話
45日間、それぞれの時間を過ごして、今日、久しぶりに仲間と会ったところでしょうが、そんなとき、つい周りの仲間と自分を比べてしまうことがあると思います。
「なんだかみんな、楽しかったみたいだな」
「自分よりみんな、勉強しているんじゃないか」
「それに比べて、自分は何もできなかったんじゃないか」
今日はそんなふうに感じやすいタイミングかもしれません。
でも、人にはそれぞれのペースがあります。
周りに無理をして合わせる必要はありません。大切なのは、自分の今の状態を見ながら、自分なりのペースで進んでいくことです。
今日からまた学校生活が始まりますが、いきなり完璧なスタートを切らなくても大丈夫です。もちろん夏の間に力を伸ばし、調子のいい人もいるでしょう。そういう人は、自分が快適と思えるペースで、どんどん進んでいくのがいいと思います。
一方で、「今日は学校に来るのが辛かったなぁ」と、まだ生活のリズムを戻せていない人もいるでしょうが、周りと自分を比べ過ぎず、「自分は自分のペースを大切にしよう」と思いながら、少しずつ進んでみてください。
突然ですが、私は今、体が猛烈に痛いです。
実は日曜日、北海道マラソンに参加してきました。
初めて参加する大会で緊張していた上に、スタートしてみると、周りの人たちのペースが、これまで参加していた大会よりも速く感じました。
「みんな速いなあ」と思いながらも、つい周りにつられて、そのペースで走ってしまいました。そしてあまり練習していなかったくせに「このペースなら、自己ベストが更新できるかな?」と、欲が出てしまったのも、まずかったです。
そして20キロくらいまでは何とか走れたのですが、途中トイレで止まったとき、「足が、ものすごく痛い・・・」ということに気づいてしまいました。
周りのペースについていくことに必死で、自分の体の状態に気づいていなかったのです。
そこから急にやる気がなくなって、残りの20キロはほとんど歩くようなペースで、結局制限時間ぎりぎりでゴールしました。おまけに体が猛烈に痛いです。
最初から自分のペースを大切にしていれば、こんなことにならなかっただろうし、タイムも、もう少しマシだったはずです。
周りが速いからといって、自分まで速く走る必要はなかったのです。結局他人を気にしすぎると実力を出し切れず、下手をするとゴールもできない、ということを、今回のマラソンであらためて学びました。
皆さんは、私のように20キロまで無理をしてから気づくのではなく、自分のゴール、目標、そしてペースを見つめながら頑張ってほしいと思います。
そして、それぞれが自分らしく成長できる2学期にしていってください。