10月13日 全校朝会の校長講話(概要)

先週は、陸上競技大会や合唱コンクールがありました。

 

陸上競技では、スタートラインに並んだ選手を見ていると、速そうだなと感じる生徒がいます。

音楽でも同じです。あえて合唱コンではなく、例えば吹奏楽コンクールの話をしますが、演奏が始まる前、舞台に出てきたときから、上手そうだな、金賞を取りそうだなと感じる学校があります。

 

歩いているときの楽器の持ち方、座った姿勢、楽器の構え方。そうしたところに、普段どのように練習しているかが表れるのです。

本番だけ頑張ろうとしても、なかなかうまくはいきません。普段の積み重ねが、本番の姿に表れるのです。

 

さて、先週まで行事が続いていましたが、3年生にとっては、ここから一気に受験モードに切り替わっていきます。

東京都の私立高校では、1月下旬から推薦入試が始まります。推薦入試では面接が行われる学校も多くあります。

その、面接で先生方が見ているのは、「質問に上手に答えられるかどうか」だけではありません。この高校で学び、生活していける人物かどうか。受験生の話し方や態度など、さまざまな面から判断しています。

 

これから3年生は面接の練習が始まるでしょうが、毎年、緊張してうまく話せない人がいます。勉強と同じで、急に練習を始めても、すぐに身につくものではありません。

だからこそ、今から意識してほしいことがあります。

 

それは、相手の目を見て、自然に挨拶できるようにすることです。

 

先生に会ったとき、地域の方に会ったとき、誰かに何かをしてもらったとき。相手の方を向いて、自分から挨拶やお礼の言葉を伝えられるでしょうか。

 

面接のときだけ頑張ろうとしても、普段できていないことは、なかなかうまくいきません。でも、今から意識して生活すれば、3年生はあと3か月ありますし、1・2年生にとってはさらに時間があります。

 

そして、面接対策は高校に入るためだけのものではありません。

 

自分はどんな人間なのか、何を考え、これからどうしていきたいのか。それを自分の言葉で、自信をもって伝えられるようになることは、これから先、社会に出てからも大切な力になります。

 

高校入試を、ただ合格するためだけのものにするのではなく、自分を成長させる機会にしてほしいと思います。

 

まずは、相手を見て、自分から自然に挨拶をする。

そんな小さな習慣から、一生使える力を身につけていってください。