今週から、造形の時間で、箸置きづくりが始まりました。自立活動「身体の動き」のうち、「作業に必要な動作と円滑な遂行に関すること」の項目の内容になりますが、日本の伝統文化を扱うことで、世田谷区独自設定の教科「日本語」とも関連させた授業になっています。
前半は、スライドを使って箸と箸置きの歴史を説明し、生徒の興味・関心を高めました。その後、やすりを用いて、木片を箸置きの形に削っていきました。手指の巧緻性はもとより、集中力が必要な作業ですが、作業工程を分割しながら進めたことで、生徒たちは最後まで集中力を持続させ、思い思いの形に仕上げることができました。
次の時間では、紙やすりでさらに磨き上げ、ニスを塗って仕上げます。箸置きが完成した後は、箸づくりに入っていきます。