人格の完成 7月 良心
- 公開日
- 2014/07/24
- 更新日
- 2014/07/23
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7月のテーマは「良心」です。勝見先生のお話を紹介します。
良心とはどのような言葉でしょうか。考えてみましょう。
例えば、道端に財布が落ちていました。あなたならどうしますか。
1 交番に届ける
2 自分のものにしてしまう
3 見て見ぬふりをする
「良心」だと思うのはどれでしょうか。私は、どれも一種の「良心」だと思います。大事なのは、1・2・3は誰にとっての「良心」であるのか、です。
1はもちろん財布を落とした方に対する良心です。相手のことを思いやる気持ちの大きさが、ここで行動に表れています。
2は、自分のための良心です。相手のことを思いやる気持ちはないでしょう。
3も少なからず自分のための良心です。相手のことを少しは心配しているものの、結局自分にとって良い判断をしてしまっています。
みなさんは中学生です。人間関係が広がり、知り合いも増えてきているはずです。そろそろ自分にばかり目を向けるのではなく、他社に目を向けていきましょう。まず最初は、一番身近な人、その相手にとって良い行動を心がけて下さい。その行動は必ず自分に良い結果として返ってきます。そして少しずつ、周りに目を向けていきましょう。きっとみなさんの人柄はいろんな人に慕われ、愛される存在になると思います。