学校日記

【1年生】体育の授業

公開日
2021/06/08
更新日
2021/06/08

ニュース

本日は体育の授業の紹介です。

授業者は教育実習生の馬場先生。

内容は器械運動(マット運動)で、今日で3時間目の授業です。

先生は、事前に学習指導案という授業の設計図を作成していました。学習指導案では、器械運動(マット運動)を通して生徒に身に付けさせたい目標や、この授業の流れ、いつどんなアドバイスをするのかが書かれています。


今日の内容は「開脚後転」と「伸膝後転」の練習です。

開脚後転は後転をして開脚をして立ち上がる技。伸膝後転は直立の状態から後ろに周り、最後にきれいに立ち上がる技です。

見本を見た生徒からは「え〜」「できるかな〜」と少し不安げな声が上がります。

マット運動習得のコツは、完成形を目指して、難易度を変えて段階的な練習することです。

まずは後ろに倒れるだけ→次に段差をつけて回ってみる→最後に平らなマットでやってみる。

生徒たちは自分がどのレベルの練習をしたらよいのか、自分で判断し取り組んでいました。

上手くいかなかったり、できるか不安になったりしても、先生や友達が助けてくれます。

「もっとこうしたほうが良いよ」や「できるよ!がんばろう!」という前向きな声掛けが授業の中で交わされていました。

授業の終わりでは、生徒が自分自身の取り組みを振り返りました。授業の始めに書いた、この時間の目標が達成できたのか書き込みます。

写真の生徒は「開脚後転の最後の立つ時に、しっかりと足を伸ばして立つことができた」と振り返っていました。
具体的に書いてある、良い振り返りですね。


器械運動は「できる」「できない」の結果が明確にあらわれる運動です。
技がきれいにできたときの喜びはひとしおでしょう。
しかしたとえできなくても、段階をつけて練習することで、完成形に近づいている喜びを実感することができます。

「たとえ運動が苦手でも、体育は好きになる」そんな授業が今日も行われています。