学校日記

授業風景【数学】

公開日
2021/06/29
更新日
2021/06/29

ニュース

本日は授業の紹介をします
クラスは2年AB組。
内容は数学の連立方程式です。

連立方程式の内容も終盤にさしかかり、13時間目となる本時は今まで学んできたことを振り返ります。

先生からの質問は「問題を二元一次方程式で解く方法のよさはなんだろう。」です。
二元一次方程式とは、文字が2つある一次方程式のことです。
今まで多くの問題を解いて、方程式を解く力を高めてきた生徒たちですが、そもそもなぜ二元一次方程式が必要なのかを改めて考え直します。
「二元一次方程式ってそもそもなんだっけ」
「1年生の時にやった方程式との違いは何かな?」
「文字が2つあるってどういう状況かな?」
様々な質問に対して、自分なりの説明を書いていきます。

授業の中で大切なことの一つは、「他者と意見を比較する」ことです。
他の人の考えと見比べたり、自分が考えつかなかった意見に触れることで、学びを深めていきます。

今日の授業では意見交換にiPadを使用しました。
生徒は自分の考えをiPadに書き込んで先生に送信します。
先生が操作をすると、クラスのみんなの意見が自分のiPadに表示されました。
iPadのようなICT機器を活用することで、他者との考えの比較がより簡単にできるようになりました。

授業の最後では、この単元全体を振り返るアンケートを行います。
自分はどれだけ粘り強く取り組んだか、どれだけ自らの学びを調整したかを考えながら入力していきます。

問題が「できる力」も大切ですが、「できるようになるための力」も大切です。
自分の取り組みを振り返り、学びに向かう力を育む授業が今日も行われました。