早朝から努力を重ねる陸上競技部ですが、その裏では目に見えない配慮をしています。酷暑の中、少しでも体内の熱を上げないようにするため、バケツに水をため走る前に太い血管が通る手首を冷やす工夫や、こまめな水分補給など多々あります。一番下の画像は顧問と談笑する３年生部員。彼女はこの週末、陸上の東京都大会で１００m走４位に入りました。その時の様子を聞いてみると「卒業した先輩が応援に来てくれたことがとてもうれしかった」とのこと。実は昨年度、３年生は全国大会に出場しているので、その背中を追いかける目標にかなりの重圧を感じていたけれど、今回は「どうせ走るなら楽しんで」と思えたことが結果につながったとも話してくれました。彼女の次なる目標は、８月末に行われる全国につながる陸上競技大会でさらに上の結果を出すこと。「中３なので勉強との両立が難しいのが悩みです」と素直に答えてくれました。思わず心の中で応援の旗を思いっきり振りたくなりました(菅野)