梅の土用干しが終わる時期であること、新物の梅干しが食べられる時期であること。また、「梅干しを食べると難が去る」という言い伝えにちなみ「ナン（7）がサル（30）」の語呂合わせから、日本有数の梅の産地である和歌山県の農園が制定しました。梅干しにはクエン酸が含まれており、疲労回復や熱中症予防に効果的です。

今日のおすすめの1冊は。。。

『そだてて あそぼう59　ウメの絵本』

吉田雅夫（編）水上みのり（絵）/　農山魚村文化協会

ウメといえば「梅干し」ですが、早春の訪れを教えてくれる木である梅は、桜や菊と並び日本らしさを彩る花です。弥生時代に中国から伝わってきたとされる梅の歴史や、種類、育て方、梅の効能など、梅について学ぶことができる絵本です。梅干し、ジャム、シロップ、梅肉エキスの作り方も紹介されています。熱中症予防に梅干しを食べたくなる1冊です。