２学期終業式の校長先生の講話の内容です。

「昨年の今頃、自分が自転車の転倒による怪我で骨折をし、金属プレートを付ける手術のため終業式に出られなかったことを思い出しました。それから１年間、体の一部となって支えてくれたプレートを取る手術を先日受けてきました。ほんとうに最近の医療技術の進歩には感謝することばかりです。さて、１２月から３年生の校長面接が始まっています。今まで８２名の生徒と面接をしました。今年は１，２年生の先生が面接官となり校長面接の前に予備面接をやりました。そのおかげで、お辞儀や扉の開閉など入退室の所作はとてもレベルが高かったのです。そんな３年生との面接で将来の夢や希望を語ってくれた中で印象に残っているものを紹介します。ある生徒は薬学の道に進み病気の仕組みを解明して人の役に立ちたいと話していました。また、社会科の授業で学んだユネスコで世界の困っている子どもを救う仕事に就きたい、という生徒もいました。「最近のニュースで気になっているものは？」という質問に初の女性総理誕生の話題をあげる生徒が多かったのも印象的でした。他の生徒も生成AI、裁判、地震など世の中の出来事を自分事としてとらえ、自分なりに一生懸命考えている様子が『さすが桜木中３年生だな』と感じました。１、２年生も１年間を振り返り、自身の学びに対する成長を確認してみましょう。校長として毎日みなさんの成長を見ることができ、２学期の終業式を迎えられることにうれしい気持ちでいっぱいです。」