学校日記

おすすめの1冊 No.936

公開日
2025/01/14
更新日
2025/01/14

今日のできごと

1月14日は「タロとジロの日」
1956(昭和31)年の秋、東京港を出発した南極観測船に第一次越冬隊とともに15頭のカラフト犬が参加しました。1958 (昭和33)年に第二次越冬隊と交代するために再び南極に向かいましたが、厚い氷に阻まれて断念し日本へ引き上げることになりました。第一次越冬隊はヘリコプターで救出されましたが、カラフト犬までは、救出することができず、鎖につないだまま氷原に置き去りにされました。そして1959 (昭和34)年のきょう、第三次越冬隊がヘリコプターからカラフト犬のタロとジロの生存を確認しました。

今日のおすすめの1冊は。。。
『動物の死は、かなしい?ー元動物園飼育係が伝える命のはなし(14歳の世渡り術)』
あべ弘士(著)/ 河出書房新社

絵本『あらしのよるに』の絵を描いた、この本の著者は、25年間動物園の飼育係をしていました。現在絵本作家として活躍する著者が、子ども時代から絵本作家になるまでを語ります。力強い絵とともに、動物たちの生命の尊さ、そしてその「命を預かる」ことの葛藤をつづった1冊です。