2月21日は「国際母語の日」

1952（昭和27）年のきょう、バングラデシュでベンガル語を公用語として認めるよう求めるデモが発生し、デモ隊と警官隊が衝突する事件が起きました。バングラデシュでは、この日を「言語運動記念日」としていたことにちなんで、ユネスコが1999（平成11）年に制定した国際デーです。

今日のおすすめの1冊は。。。

『言葉はなぜ生まれたのか』

岡ノ谷一夫（著） 石森愛彦（絵） /　文藝春秋

生き物が好きで、さまざまな生き物を飼育してきた著者は、「なぜ人間だけがことばを話すようになったのだろう？」という疑問を持つようになり、研究をはじめました。そして、鳥の歌声の中に、ヒトのことばとよく似た共通点を発見したのです。ジュウシマツ、デグー、ハダカデバネズミ、ミュラーテナガザルなどの動物の鳴き声をもとに、どのようにして「ことば」ができたのか謎を探っていく1冊です。