5月12日は「国際看護師の日」

近代看護の基礎を築いたイギリスの看護師、フローレンス・ナイチンゲール（1820～1910）の誕生日であることにちなみ、赤十字社が制定した記念日です。看護師の社会への貢献を称えることを目的としています。2002（平成14）年に「看護婦」の呼称が「看護師」に変更されたことに合わせて、記念日も「国際看護師の日」と改称されました。

今日のおすすめの1冊は。。。

『石巻赤十字病院の100日間  東日本大震災 医師・看護師・病院職員たちの苦闘の記録』

石巻赤十字病院＋由井りょう子（著）/  小学館

2011年3月11日午後2時46分、日本の観測史上最大の大震災がを東日本を襲いました。約20万人が住居する被災地の宮城県北東部の石巻では、医療施設がほぼ壊滅状態になってしまったため、石巻圏で唯一、水没を免れ、自家発電機を所有していた石巻赤十字病院に多くの人々が殺到しました。まるで野戦病院のような病院で奮闘する人たちを描いています。災害時救急医療のモデルケースにもなる、災害直後の100日間を記録したノンフィクションです。