学校日記

おすすめの1冊 No.1032

公開日
2025/06/26
更新日
2025/06/26

今日のできごと

6月26日は「拷問の犠牲者を支援する国際デー」

1984(昭和59)年12月10日に「拷問及び他の残酷な、非人道的な又は品位を傷つける取扱い又は刑罰に関する条約」(省略「拷問等禁止条約」)が採択され、1987(昭和62)年のきょう発行されました。これを記念して国連が制定した国際デーの一つです。拷問とは、情報または自白を得るために、脅迫または強要すし、肉体的、精神的に深刻な痛みや苦しみを与えることを意味します。


今日のおすすめの1冊は。。。

『臆病者と呼ばれても 良心的兵役拒否者たちの戦い』

マーカス・セジウィック(作)金原瑞人、天川佳代子(訳)/ あかね書房


第一次世界大戦が長引く様相を見せるイギリスで、兵士不足から「徴兵制」が制定されました。しかし、30歳のハワードと20歳のアルフレッドは、戦争で戦うことを拒みました。彼らはそれを理由に、世間から臆病者と呼ばれ、体罰や拷問を受けてしまいます。良心や宗教の教えなどから軍隊に入ることを拒否し、信じる道をつらぬいた二人の若者を描く物語です。