用賀中学校日記

新しい一年のスタートに 〜「人の心の痛みが分かる人」になるために〜

公開日
2026/04/13
更新日
2026/04/13

校長室だより


4月の朝礼で、今年度のスタートにあたって、校長からみなさんに「こんな生徒になってほしい」という話をしました。新しい学年、新しいクラス、新しい出会いが始まるこの時期は、自分自身を見つめ直し、これからの一年をどう過ごすかを考える大切なタイミングです。
昨年度に続き、今年度も用賀中学校では「非認知能力の育成」を大切にしていきます。非認知能力とは、テストの点数だけでは測れない力のことです。例えば、あきらめずに取り組む力、自分を振り返る力、人と協力する力などです。これらの力が、学力の向上やコミュニケーション力の成長につながっていることが分かってきています。
では、具体的にどんなことをするのでしょうか。一つは「今、見られている自分を意識して文字を書くこと」。もう一つは「マンスリーキャリア」などの活動を通して、自分自身を振り返ることです。日々の小さな積み重ねが、自分を成長させていきます。
そして、今年度特に力を入れていきたいことがあります。それは、「人の心の痛みが分かる人間になろう」ということです。嫌なことを言わない、相手の気持ちを考える――当たり前のことのようですが、これを本気で徹底することで、学校はもっと安心できる場所になります。
ルールもその一つです。ルールは誰かを縛るためのものではなく、みんなが気持ちよく生活するためにあります。自分だけでなく、周りの人のことを考えて行動できるかどうかが大切です。用賀中学校の生徒一人一人が少しずつ気を配ることで、学校全体の雰囲気は必ず良くなります。
用賀中学校が目指す生徒の姿は、「ゴールイメージが持てる生徒」「自立した学習者」、そして「人の心の痛みが分かる生徒」です。この一年で、みなさん一人一人がその姿に近づいていくことを期待しています。
世田谷区立用賀中学校
校長 毛利 慎治