用賀中学校日記

不安なときこそ大切にしたいこと 〜月曜朝礼で伝えたメッセージ〜

公開日
2026/05/11
更新日
2026/05/11

校長室だより


今週のスタートとなる月曜日の朝、全校朝礼で生徒の皆さんにお話しした内容を、ホームページでも紹介します。朝礼は、一週間の始まりに気持ちを整え、前向きな一歩を踏み出すための大切な時間です。今日はその中で、「不安との向き合い方」についてお話ししました。
運動会、部活動の大会、発表やテスト、友達との関係、そして将来のこと。中学生の皆さんの毎日には、「うまくいくかな」「失敗したらどうしよう」と不安になる場面がたくさんあります。実は、校長である私自身も、不安になることがあります。新しい取組を始めるときや、大事な判断をするとき、「これでいいのだろうか」と考えることは少なくありません。
でも、メンタルトレーニングの考え方から学んだ大切なことがあります。それは、「不安を無理になくそうとしなくていい」ということです。不安や緊張は、真剣に取り組もうとしている証拠でもあります。「不安になってはいけない」と思うほど、かえって不安が大きくなることもあります。
朝礼ではまず、「今、自分は不安なんだな」と、その気持ちをそのまま受け止めてみよう、という話をしました。そして次に大切なのが、「今、ここで自分にできること」に集中することです。
運動会なら、目の前の一歩をしっかり出す。部活動なら、今のプレーに集中する。勉強なら、まず一問に取り組む。発表なら、最初の一言を丁寧に話す。大きな不安を一気に消そうとしなくても大丈夫です。
朝礼の最後には、「不安でもいい。緊張してもいい。完璧でなくてもいい。今できる一歩を大切にしてほしい」と伝えました。今週も、用賀中の皆さん一人ひとりが、自分の役割を大切にしながら前向きに過ごしてくれることを願っています。
世田谷区立用賀中学校
校長 毛利 慎治