三年間の学びを支えたiPadとお別れ――次の世代へバトンタッチ
- 公開日
- 2025/03/14
- 更新日
- 2025/03/14
校長室だより
卒業を控えた3年生の皆さんにとって、今日は一つの節目となる日です。入学時から学びの相棒として活用してきたiPadを、今日返却することになります。3年間の中で、皆さんはこのiPadを通じてたくさんの学びを得ました。調べ学習やプレゼン資料の作成、授業の予習・復習、時にはオンライン授業など、さまざまな場面で活用してきたことでしょう。
このiPadには、皆さんの努力や成長の記録が詰まっています。授業でのメモやまとめ、友達や先生と意見を交換したプレゼン資料、試行錯誤しながら作り上げたレポートなど、たくさんの思い出があるのではないでしょうか。毎日の学習の中で使い続けたiPadに対して、きっと愛着を感じている人も多いことと思います。
返却にあたって、感謝の気持ちを込めて一つひとつ丁寧に掃除し、メンテナンスを行います。このiPadは、次に入学してくる新入生が引き継ぎ、皆さんと同じように学びの道具として活用していきます。先輩方が大切に使ってくれたiPadが、また新しい世代の生徒たちの学びを支えていくのです。そして、来年の9月には新しいiPadに切り替わる予定です。それまでの半年間、新入生の皆さんには、先輩たちが使ったものを譲り受けて大切に活用してもらいます。
3年生の皆さん、これまでiPadを大切に使ってくれてありがとうございました。日々の授業で活用することで、皆さんは情報を正しく扱う力や、効率的に学ぶ力を身につけてきましたね。iPadは単なる電子機器ではなく、学びを深めるための大切なツールです。皆さんがこの3年間で培った学習の姿勢や、探究心を持つ姿勢は、これからの高校生活やその先の未来においても、きっと大きな力になるはずです。
これからも、学ぶことの楽しさを忘れず、新しい環境でも積極的に挑戦してください。用賀中学校で過ごした日々、そしてともに学んだ仲間との思い出を胸に、自信を持って次のステージへと進んでいってください。
世田谷区立用賀中学校
校長 毛利 慎治