４月、新たに用賀中学校に入学した１年生に対し、本校では「iPad貸与式」を行いました。これは、これからの学びに欠かせないICT機器を正しく、安全に活用するための第一歩です。貸与式では、生徒一人ひとりにiPadを手渡し、学習活動の中での活用方法を丁寧に説明しました。用賀中学校では、タブレットは単なる便利な道具ではなく、「学ぶための道具」として位置づけています。また、タブレットを使用するにあたり、注意してほしい点についても伝えました。SNSを通じたトラブルや、個人情報の取り扱いについて、専門的な視点から具体的な事例を交えて解説し、「正しく使う力＝情報モラル」を育む重要性を強調しました。生徒たちは真剣な表情で話を聞き、これからの学びに期待を寄せている様子でした。保護者の皆様、地域の皆様にも、こうした取組を通じて、生徒たちが安心・安全にデジタル社会を生き抜く力を育てていけるよう、ご理解とご協力をお願い申し上げます。今後も定期的に、情報モラルやICT活用についての指導を行いながら、生徒の健やかな成長を支えてまいります。世田谷区立用賀中学校　校長　毛利 慎治