いよいよ本番が近づいてきた用賀中学校の運動会。今朝、5月13日（火）の1時間目に全体練習が行われました。快晴の空の下、全校生徒がグラウンドに集まり、明日の予行練習に向けた流れの確認や、開会閉会式のリハーサルを実施しました。

全体練習の主な内容は、開会式・閉会式の流れ、動き方、集合や整列のタイミングなどを全校でそろえることを目的としています。普段は学年ごとの練習が中心でしたが、今日のように全校で一斉に動く機会は貴重であり、それぞれが「用賀中の一員」としての意識を高める時間となりました。

また、本日は生徒会種目「大玉送り」の動きも確認。列ごとに息を合わせて前後に大玉を送っていくこの競技は、見た目以上にチームワークと集中力が必要です。今回はしっかりと声をかけ合いながら、スムーズに進行することができました。

特に印象的だったのは、生徒たちの表情と掛け声です。大玉が自分たちの列に来ると「きたきた！」「上！」「よいしょー！」という元気な声が飛び交い、グラウンド全体が一気に盛り上がりました。運動会の種目の中でも、このように学年を超えた団結力が試される場面は貴重であり、今日の練習でその第一歩をしっかり踏み出せたと言えるでしょう。

明日はいよいよ予行です。本番と同じ流れで進行する予行では、自分の出番や係活動などを実際に確認し、当日に向けての最終調整となります。

生徒の皆さんには、ぜひ「自分のやるべきこと」を意識して、行動することをお願いしたいと思います。一人ひとりの動きが、全体の成功を左右します。今日の全体練習のように、仲間と声をかけ合いながら、一つひとつ丁寧に取り組んでいきましょう。

そして保護者の皆さま、地域の皆さまへ。日々、練習に励む生徒たちの姿は、たしかに「青春友勝〜主役は君だ!!〜」というスローガンを体現しています。予行や本番当日は、そんな彼らの真剣な姿をどうぞ見守っていただければ幸いです。

明日も晴れますように。みんなでつくる、最高の運動会へ。

世田谷区立用賀中学校　校長　毛利　慎治