本日はあいにくの天候のため、予定されていた運動会は延期となりました。しかし、そんな中でも用賀中学校では、心温まる取り組みが行われました。



PTA主催による「標準服交換会」が、本校の特活室で開催されました。この取り組みは、卒業生やそのご家庭から寄付された標準服を、在校生や新入生の保護者の方にリサイクルするという、地域と学校がつながる貴重な機会です。



PTAの皆さまが丁寧に整頓し、見やすく配置してくださったおかげで、来場者の皆さんもスムーズに標準服を選ぶことができました。会場には多くの方が訪れ、和やかな雰囲気の中で服の交換が行われていました。



中学生の成長は早く、あっという間に服のサイズが合わなくなってしまうもの。そんな時に、このような取り組みがあることで、経済的にも環境的にもやさしい選択が可能になります。



また、卒業生からのバトンを受け取るような形で、服を通じて“用賀のつながり”が感じられるのも、この交換会ならではの魅力です。



今後もPTAをはじめとした地域のみなさまと連携しながら、用賀中学校は「支え合う学校づくり」を進めてまいります。



世田谷区立用賀中学校　校長　毛利　慎治