先日、世田谷区内の中学校で構成される「河口湖移動教室委員会」の一員として、富士山の五合目まで行ってきました。

これは、今年に予定されている移動教室に向けて、区内の先生方をご案内するための実地確認でした。 五合目に到着すると、東京都内とはまったく異なる涼しい風が吹き抜け、標高約2,300メートルの空気の違いを肌で感じました。また、訪れている人々の多くが外国籍の方々で、インバウンド観光の影響が強く現れている様子も印象的でした。 

　「富士山に行ったことがない」という生徒も意外と多く、このような機会を通じて、日本の自然や文化に直接触れることの大切さを改めて感じました。

 なお、用賀中学校の1年生の皆さんは、10月後半にこの富士山五合目を含む河口湖方面への移動教室を予定しています。写真では伝わらない現地の空気やスケール感を、ぜひ自分の目で確かめてくださいね。

 地域の皆さまにも、こうした活動を通して、生徒たちの体験がより豊かになることをぜひ知っていただければ幸いです。今後ともご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

世田谷区立用賀中学校　校長　毛利　慎治