ビオトープにシオカラトンボとムギワラトンボが・・・!
シオカラトンボの雌をムギワラトンボといいますが、交尾をしている様子を撮ることができました。ビオトープにはこのシオカラトンボ以外にアオイトトンボもくるようになりました。ヤゴたちにとっては、貴重な水場なのでしょう。
水の中では、たくさんのメダカが増えています。クロメダカと言われる種類で、今年になってから大量に増えました。今は群れになって泳いでいます。 そのほかにアカトンボ、アオスジアゲハ、シジミチョウなども飛んでいました。無事に夏を超えてほしいと思います。 八幡の野菜たち
八幡の学校園にはたくさんの野菜が育っています。その中で、代表的なものが枝豆。先日、あるお客さんに枝豆を紹介していたら、「枝豆って大豆と同じなんですか!」といわれました。案外、皆さん知らないようですね。
そう、枝豆って、大豆がまだ成熟するまえに茹でて食べているのです。硬くなったら、みそや醤油等にすることになりますね。 今年は豆腐にするそうです。うまくいきますかどうか。 他にもオクラやイタリアのトマト、サツマイモ、稲、ナス、ピーマン、スイカ、メロンなどが元気に育っています。焦げるような暑さの中で、大きく育ってきました。 畑に水やりにくる子どもたちが次第に多くなってきたのがうれしいですね。 学級園の探検・・・1年
学級園には、様々な動植物がいます。今日は、1年生が学校園の中をじっくり探検して、見つけたものの絵を描いたり、特徴をまとめたりしていました。
たくさんの昆虫や植物を見つけて、とても楽しそうでした。特にシオカラトンボの雄と赤トンボには歓声が上がっていました。また、コガネムシ、アオドウガネ、シロテンハナムグリ、ウリハムシ、生まれたてのカマキリ、リンゴの実、アスパラ、カボスの実、ナス、メロンなど、学校園はまるで昆虫や植物の楽園です。 八幡グリーンサポーター・おやじの会・地域の方々、保護者の皆さんによる「緑のカーテン」用ネット設置
本日、早朝8時から、八幡グリーンサポーターやおやじの会、地域の方々による緑のカーテン用のネット設置が行われました。延べ人数で20人を超える方が参加してくださいました。
180cm×30mのネットを縦に通したヒモを中心に編み、横につないでいきました。全体がつながったところで、屋上からヒモを落とし、それでつり上げました。PTAの仕事が終わった保護者の方々にもご協力いただき、約3時間後に終了しました。 今後は委員会の児童と共に植物を育てることに全力を注ぎ、2学期には立派な緑のカーテンができるよう努力したいと思います。 大変暑い中、3時間にわたって作業をしていただいた皆様に心から感謝いたします。ありがとうございました。 学校園にリンゴの実がなった!
八幡小にはリンゴの木があります。疎開先の飯田市からいただいたリンゴの苗が育ったものです。一昨年、3つの実がなりましたが、大きくなる前に消えてしまいました。
今年は2つの実がなっています。ほんのり赤く、もう取ることができるかもしれません。一度、八幡のリンゴを味わってみたいですね。 八幡の水槽の魚たち1
八幡の玄関にある水槽には、いろいろな魚が生息しています。代表的なのは、「オイカワ」。今は婚姻色である「体側が水色、腹がピンク、尾びれを除く各ひれの前縁が赤」という鮮やかな色が出ています。
もう育て始めて3年になるが、相変わらず元気に俊敏に泳ぎ回っています。 種としてはコイ科で最大15cm程度になりますが、現在は10cm程度。まだ大きくなるかもしれません。雑食性ですが、仲間を襲うことはありません。タナゴやタモロコ、メダカも同じ水槽で平和に育っています。 色はまた消えてしまいますので、この時期に是非ご覧いただきたいと思います。 学校園のシオカラトンボとアメンボ、そしてナメクジ
先日はシオカラトンボのメス、ムギワラトンボが学校園にいましたが、今回はオスのシオカラトンボ。とてもきれいな濃い青色で楽しそうに飛び回っていました。
アメンボは急速に数が増え、稲の間を元気に行き来していました。表面張力で浮いている感じがよくわかります。 ナメクジは水やりに来ていた子どもたちが見つけてきました。畑の野菜にとっては大敵ですが、かわいいという子どもたちの声に免じて、今日のところは見逃しておきました。 カボチャやスイカ、メロンの大敵、「ウリハムシ」発見!
学校園の植物の大敵、「ウリハムシ」を発見しました。これは、野菜を穴だらけにしてしまいます。また、幼虫は土の中で根を食べてしまうので、急に元気がなくなったときはこれが原因の時があります。
でも、写真で見てみるとちょっとかわいい顔と美しい色をしています。光る物によわいとのことなので、キラキラしたアルミホイルやCDなどを用意しようと考えています。 ツバメの巣立ち
ツバメは雛が巣立つ直前、餌をやらなくなります。2年生の国語でもそのような内容の単元があります。わざと餌を見せびらかすようなことさえあるのです。
ところが、八幡のツバメたちを観察していると、巣立った後にも雛たちは餌をねだります。プールの横の電線に留まった雛たちに、雄と雌が代わる代わる餌を運んできます。雛たちは大きい口を開けて精一杯アピールします。しばらくすると、親と子は一緒に飛びたち、空中で虫をキャッチ。餌取りのトレーニング開始です。 こうやってしばらく餌取りを両親と一緒に練習してから完全に巣立ちます。何だか人間の教育、学校にも共通していますね。 畑にいたトンボはシオカラトンボの雌、「ムギワラトンボ」
トンボもよく見るといろいろな種類がある。学校園にいたこのトンボ、カボチャの葉にとまっていた。体の模様はシオカラトンボ。色は雌の特徴である茶色。というより黄金色。その特徴から「ムギワラトンボ」とも言われている。
このトンボは、ビオトープに多い、クロスジギンヤンマとは違い、少し小型。そんなに数が多いわけでもない。しばらく学校園にいてくれるといいのだが。 学校園のキャベツは穴だらけ
学校園には、モンシロチョウの幼虫を観察するためにキャベツを植えてあります。無農薬なので、多くのアオムシが育ちます。そのため、おいしそうなキャベツも穴だらけ。せっかく大きくおいしそうに育ったのに、人間が食べるにはかなり丁寧に洗わないと幼虫や卵を食べてしまうことになります。
でも、逆に考えると、私たちが購入するキャベツがほとんど穴もあかず、きれいな葉のままで売られているということは、よっぽど農薬を使っているのだということでしょう。 安全なキャベツをアオムシだけに食べさせておくのはいかにももったいないことですね。 ニホンアマガエルを捕獲!
学校の水田にカエルの鳴き声が。結構大きい声で、近所の方にご迷惑をおかけしました。そこで、子どもたちと一緒に捕獲作戦を実行。水田の近くのツツジやサツキの近くを棒でつついてみました。しかし、成果はなし。
夕方、カエルが鳴き始めました。しかし、どこにいるかは全くわかりませんでした。夜、暗くなってから警備さんの懐中電灯の光でもう一度、水田を探索。一瞬、鳴き声が聞こえました。水の中を探しても見つかりません。もう一度、声が聞こえた付近を端から順に捜索。いました!水田の端の土の上にチョコンと座っていました。警備さんが鮎取りの網で素早く捕獲。バケツに入れたらすぐに逃走。壁を垂直に登ります。 ニホンアマガエルは吸盤が発達していて、通常木々の間に暮らしています。大変なジャンプ力で自由に動き回ります。昔はよく見ましたが、ヒキガエルに比べれば都会に適応していないようで、数が減っています。でも、よく鳴き声は聞きますので、まだ絶滅というわけではないようです。 現在は学校の玄関のところにあるカブトムシの幼虫入れの中に入れてありますが、もうすぐ子どもたちに引き取られていきます。また新たな場所で元気に育って欲しいと思います。 子ども達が、「ナガゴマフカミキリ」を発見!
学校にはいろいろな生き物がいます。しかし、なかなか気がつかない生き物もいます。この「ナガゴマフカミキリ」も見つけにくい甲虫の一つです。
本校だと、桜の木にいますが、背中の模様が樹皮と似ているのでわかりにくいのです。他にはイチジク、フジ、柑橘類の枯れ木にもいて、これらの木を食べます。 カミキリムシは一般的に、樹木の中でサナギになり、成虫になって表に出てきます。幼虫はテッポウムシといわれ、木を枯らしてしまうこともあります。 さて、今回は桜の枝についていましたが、これが桜の木を食い荒らしていないことを願っています。 学校園にテントウムシのサナギを発見!
学校園の生きものは、様々に姿を変えます。テントウムシは幼虫とサナギは大きく違います。今回はサナギを発見!ジャガイモの葉の上にとまっていました。
ナミテントウムシのサナギかと思われますが、基本的にはアブラムシを食べてくれるので益虫と言われてきましたが、植物を食べる害虫の場合もあります。 このサナギが無事にかえることを願っています。 アゲハの五齢幼虫この形からさらに蛹となり、2週間ほど経つとアゲハの成虫として飛びたつ。ここまで無事にたどり着くものは、そう多くはない。このアゲハの幼虫も今はいない。どこかで蛹になっていることを願うばかりだ。 ハナアブの幼虫は、水の中!「先生、変な生きものがいる!」。それはたまり水の入った池の中で見つかった。気管のようなものを伸ばし、透明でクネクネ泳ぐ。それがウジャウジャいると、ちょっと不気味な感じがする。 でも、子どもたちは飽きずに観察し続ける。そのうち、親のハナアブが卵を産み付けに来た。飛びながら、時々、水面にお尻をつけて産み落としていく。その瞬間を見た子どもたちは、なんだか幸せそうだった。 生きものって、すごいんだな。これがあの姿に変身するのだから。 ヘビイチゴとカボスの実また、大分県からもらったカボスの木に咲いた花の根元に、小さな緑の実が大きくなってきました。白い花の根元にプックリとふくらんだ実は、あの清々しい薫りを予感させます。新しい葉をアゲハの餌として取るときも、カボスの薫りがあたりに漂います。今年は植樹して初めてカボスの実が収穫できそうです。 お世話になった大分県の皆さんに感謝いたします。 ビオトープでクロスジギンヤンマが生まれた!
ビオトープに生えているキショウブにヤゴが登っていた。今日、確認してみたら脱皮した殻とギンヤンマが茎にしがみついていた。よく見ると、胴体に黒い模様がある。クロスジギンヤンマだ。まだ、生まれたばかりは全体が緑で、瑠璃色の美しい色は出ていない。
新しく作ったビオトープによく出てくるとの報告がある。餌は小動物で、メダカなども食べてしまうことがある。また、共食いもするようだ。さて、このギンヤンマはいつ飛び立つことか。それまで無事にいて欲しいものだ。 学校園の植物が順調に育ってきた・・・でも大豆は!その中で大豆だけは、毎年苦労する。ハトなどが狙っている。双葉が出たと思ったら、それを上からスポッとついばんでしまう。また、最近はそこまでも待たず、種ごと食べてしまうようだ。植えつけた場所を探してみると何も残っていないのだ。都会で育てる大豆は、野鳥にとっても貴重な栄養源になっているとのこと。 今年は、銀雄クラブの皆さんのご協力をいただき、「枝豆」として、あるいは「豆腐」の材料として育て上げたいものだ。 大分県からいただいたカボスに花が咲いた!また、カボスにはアゲハが来ている。よく見ると白い卵が光っている。すでに生まれた幼虫も2匹。さっそく3年生が、みんなで育てることになりました。 また元気に大空に飛び立つことになる日を楽しみに! |