アゲハの五齢幼虫この形からさらに蛹となり、2週間ほど経つとアゲハの成虫として飛びたつ。ここまで無事にたどり着くものは、そう多くはない。このアゲハの幼虫も今はいない。どこかで蛹になっていることを願うばかりだ。 ハナアブの幼虫は、水の中!「先生、変な生きものがいる!」。それはたまり水の入った池の中で見つかった。気管のようなものを伸ばし、透明でクネクネ泳ぐ。それがウジャウジャいると、ちょっと不気味な感じがする。 でも、子どもたちは飽きずに観察し続ける。そのうち、親のハナアブが卵を産み付けに来た。飛びながら、時々、水面にお尻をつけて産み落としていく。その瞬間を見た子どもたちは、なんだか幸せそうだった。 生きものって、すごいんだな。これがあの姿に変身するのだから。 ヘビイチゴとカボスの実また、大分県からもらったカボスの木に咲いた花の根元に、小さな緑の実が大きくなってきました。白い花の根元にプックリとふくらんだ実は、あの清々しい薫りを予感させます。新しい葉をアゲハの餌として取るときも、カボスの薫りがあたりに漂います。今年は植樹して初めてカボスの実が収穫できそうです。 お世話になった大分県の皆さんに感謝いたします。 ビオトープでクロスジギンヤンマが生まれた!
ビオトープに生えているキショウブにヤゴが登っていた。今日、確認してみたら脱皮した殻とギンヤンマが茎にしがみついていた。よく見ると、胴体に黒い模様がある。クロスジギンヤンマだ。まだ、生まれたばかりは全体が緑で、瑠璃色の美しい色は出ていない。
新しく作ったビオトープによく出てくるとの報告がある。餌は小動物で、メダカなども食べてしまうことがある。また、共食いもするようだ。さて、このギンヤンマはいつ飛び立つことか。それまで無事にいて欲しいものだ。 学校園の植物が順調に育ってきた・・・でも大豆は!その中で大豆だけは、毎年苦労する。ハトなどが狙っている。双葉が出たと思ったら、それを上からスポッとついばんでしまう。また、最近はそこまでも待たず、種ごと食べてしまうようだ。植えつけた場所を探してみると何も残っていないのだ。都会で育てる大豆は、野鳥にとっても貴重な栄養源になっているとのこと。 今年は、銀雄クラブの皆さんのご協力をいただき、「枝豆」として、あるいは「豆腐」の材料として育て上げたいものだ。 大分県からいただいたカボスに花が咲いた!また、カボスにはアゲハが来ている。よく見ると白い卵が光っている。すでに生まれた幼虫も2匹。さっそく3年生が、みんなで育てることになりました。 また元気に大空に飛び立つことになる日を楽しみに! ビオトープにギンヤンマのヤゴが!ビオトープを作る前には、決して見ることのできなかった風景。放課後だったので、一年生の二人にしか紹介できなかったけれど、来週もきっと次のヤゴが登ってくるに違いない。子どもたちの歓声が聞こえるようですね。 八幡ビオトープに帰化植物が・・・!今の時期は、キショウブ、そしてクレソンが育ち始めました。この二つの植物は代表的な帰化植物で、明治以降に日本に広まったと言われています。クレソン(オランダガラシ)はステーキのツマとしても知られていますね。 キショウブは、アヤメの仲間に黄色が無かったことから重宝されました。しかし、この植物は、ムラサキカタバミやハルジオンと共に外来生物法で要注意外来生物に指定されています。川などにつながっていると繁茂してしまう可能性があるからです。 水を浄化する力が強いので、多くのビオトープでよく使われていますが、広がらないよう注意が必要な植物の一つです。 しかし、雨にぬれたキショウブは、なかなか綺麗なものです。 グリーンサポーター活動開始!そのために、校舎の壁面に「緑のカーテン」を作ることにしました。もし、壁面を緑化することができれば2度から3度の温度低下が予想されます。 その活動は児童も参加しますが、それと共に地域の皆さんにもご協力をいただくことになりました。名付けて「グリーンサポーター」。 今日は、10名ほどの参加の方が、植え付け場所の耕しや土入れ、ヘチマ、ゴーヤの種のポット植え等のお手伝いをしてくださいました。今後、苗を育てて校舎の前の花壇に移植します。 サポーターの皆さんには、これから半月ほどの間、水やりなどのお手伝いをお願いしています。地域の皆さんのご協力で、立派な壁面緑化が完成し、少しでも省電力に貢献できればと思っております。 |