キュウリやカボチャの葉が、ウリハムシに!
瓜科の植物を食い荒らす害虫、ウリハムシ。葉や花、そして根まで食べてしまう瓜科の天敵。彼らが登場すると、農薬を使わずに退治するのは一苦労。一匹一匹捕まえるのは大変です。土の中に卵を産み、その幼虫が根を食い荒らします。春から夏にかけて成虫になると、今度は葉や花を食べてしまいます。瓜の仲間の植物にとってはとんでもない害虫です。でも、よく見ると顔はかわいいし、体の色も綺麗です。でも、見とれているといつの間にかキュウリやカボチャがボロボロになってしまいます。退治しなければ!
カツラチャボに卵が!
今年から飼育小屋に新しく加わったカツラチャボ。小さくてかわいらしい卵を産みました。ウズラより少し大きい程度。単三の乾電池より小さく、ニワトリの半分以下です。
この種類は、なかなか増やすのが難しいようですが、でもいつかはトキのように自分たちで卵を孵してほしいと思います。 学校園に植えたキイチゴに実が!
八幡ファームには、子どもたちが育てている植物の他にも、いろいろな植物が植わっています。リンゴ、ブルーベリー、イチゴ、アスパラ、カボス・・・。
昨年、収穫できたのが、リンゴ、イチゴ、アスパラ、カボス、梅・・・でしたが、今年は新しい仲間が! 昨年植えた3本のキイチゴです。春になってから急に大きくなったキイチゴに花が咲き、実がなりました。 今年はキイチゴをみんなと楽しむことができるかもしれませんね。 ブロッコリーの株にナガメが!
八幡ファームには、様々な植物が植えられていますが、そこには多くの鳥や昆虫がやってきます。田んぼに水を入れたときは、2時間後にツバメが来ました。次の日はアメンボが泳いでいました。
残しておいたブロッコリーの株にはが咲き、種ができてきました。そしてそこにはカメムシの仲間の「ナガメ」がやってきました。カメムシは臭いもひどいのですが、それ以上にアブラナ科の植物を食い荒らす害虫です。 キュウリやウリ、ヒマワリの種などにも吸い付き、せっかくの作物に被害をもたらします。 ただ、その姿にはとても特徴があり、面白い模様が現れます。子どもたちにも、草むらに隠れている多くの昆虫を、ぜひ見つけてほしいと思います。 金環日食、観察に成功!
自由が丘は朝から曇り。雨までも降ってきました。でも東の空はほんのり明るく、雲の切れ間もありました。
7時10分前後から太陽が見え始め、7時30分にはカメラにもしっかり写るようになりました。金環日食の時間帯は見事に雲が切れ、撮影も成功。 近くのビルの屋上からも歓声があがりました。朝会の時に子どもたちに聞いてみると、ほとんどの子どもたちが金環日食を見ることができたといっていました。 これをきっかけに天文や科学に関心をもってほしいと思います。 ツバメの家族
八幡の田んぼに毎日やってくるツバメたち。初めは二羽でしたが家族が増えて五羽。昨年も五羽でした。
この家族が一緒に八幡ファームにやってきます。田んぼの上空を旋回してまず虫を捕まえます。次に野菜畑の上を旋回してさらに虫を捕まえてくれます。その後田んぼに降りて水を飲んだりワラを運んだりしています。 カワラヒワの様に、田んぼには他にもいろいろな鳥や虫が来ています。アメンボや小さなプランクトンも数多くいます。 子どもたちの毎年行う学習活動が、ツバメだけではなく、周りの自然を支えているということに素直な喜びを感じます。 八幡ファームに珍しい鳥が!
八幡ファームには、いろいろな鳥が来ています。少なくなったと言われているツバメも毎日飛んできています。
昨日、カワラヒワという黄色の混じった綺麗な鳥が来ました。仲間と一緒にしばらくさえずり、その後に田んぼに降り立ち水を飲んでいきました。 多摩川や野川あたりにはいますが、自由が丘周辺は珍しい鳥です。子どもたちも見かけられるといいですね。 大豆の芽だしが食べられた!
例年、大豆の芽は最も鳥に狙われます。頭を出した瞬間が好みらしく、豆ごとパクッと上から食べてしまいます。ツバメが田んぼに水を入れたら2時間ほどで現れたのと同様に、大豆も芽を出したその日に鳩がやってきます。
それを防ぐために昨年から始めたのが、網をかけること。それとブルーシートをかぶせてしまう方法もあります。タイミングがむずかしいので、できれば網の方がいいのですが、そんなにたくさんあるわけではないので、ブルーシートも使っています。 今年も、シートがかかっていなかったところは食べられてしまいました。まだ、これから芽出しの本番なので、新たにシートを引っ張り出してかけました。 一度芽を出してしまえば、その後は食べられることはありません。もう少し頑張って、鳩からの襲撃を防ぎます。 さて、今年は見事に大豆がなるのでしょうか。 大分のカボスにアゲハの幼虫が!そこに例年と同様、アゲハの幼虫がやってきました。毎年、何匹もここで育ちます。そのうち、緑の大きな幼虫になってあの可愛らしい顔を見せてくれます。鳥に襲われずに無事に成長した生き残りのアゲハは、元気に大空に飛んでいきます。今年も成長を見守りたいと思います。 モンシロチョウ〓田中 東容子〓 「八幡グリーンサポーター」の活動に向けて
八幡小学校には、とても素晴らしい農園があります。長い間、銀雄クラブの方々が支えてくださっています。
また、昨年度から「緑のカーテン」作りでご支援いただいた「八幡グリーンサポーター」の方々も学校園をお手伝いしてくださっています。 昨日は地域の方々、PTAの方々と共に、グリーンサポーター発足の準備をしました。学校園の方をみていただき、仕事内容の確認とその割り当てについて相談いたしました。 今年度は夏場の工事のため、緑のカーテンを作ることはできませんが、学校園では、様々な野菜や花々を育てています。 特に夏場の手薄な時期に、サポーターの方々にお手伝いをいただくことが必要になってきます。仕事としては主に、「水やり」と「草取り」をしていただくことになっています。 もし、PTAや地域の方々でも、「八幡グリーンサポーター」として、学校園の仕事をお手伝いいただける方がおられましたら、学校の方にお申し出いただけると幸いです。 現在、育てている植物は以下の通りです。 ・ナス、トマト、ピーマン、カボチャ、キュウリ、ジャガイモ、サツマイモ、サトイモ、大豆、ポップコーントウモロコシ、ヒョウタン、ヘチマ、水稲、オクラ、イチゴ ・マリーゴールド、百日草、サルビア、ホウセンカ、ヒマワリ これ以外に、長野県飯田市からいただいたリンゴ、姫リンゴ、大分県からいただいたカボス、昨年からたくさんでるようになったアスパラ等が育っています。 飯田市からいただいたリンゴは昨年、実がなり、試食してみました。今年はもう少したくさん実がなるよう育てていきたいと思っています。 八幡ファームは自然に恵まれないこの地域にとっては貴重な場所だと思います。「八幡グリーンサポーター」の方々と共に、子どもたちが自然と触れあうことのできる素晴らしい「八幡の学校園」を、守り育てていきたいと思います。 田んぼに水を張ったら・・・早速ツバメが!
昨日、八幡ファームの田んぼに水を張りました。少し堅い土を掘り返し、上にまいた肥料をかき回し、代掻きの準備をしていました。すると、近くで聞き慣れた鳴き声が!
ツバメです!ここに水を張ったのをどこで知ったのでしょう?わずかな時間の後、ツバメの兄弟か親子が5羽ほどやってきたのです。 昨年もツバメたちがよくこの田んぼで枝や泥を拾っていきました。今年も近くに巣があるに違いありません。 元気に子育てが終わることを願っています。 玄関前の水槽にはいろいろな魚が・・・!
八幡の玄関には水槽がいろいろ置いてあります。そこには熱帯魚や川魚がいます。朝、多くの子どもたちが水槽を覗き込んでいきます。
赤ちゃんが生まれたグッピーはもう100匹以上になっています。今年の初めには小さな赤ちゃんだった12匹のグッピーは今は立派なお父さんとお母さん。卵胎生のグッピーは7カ月から9か月で命を終えますが、これで立派に命を引き継ぐことができました。 一番大きな水槽には、ドジョウやオイカワ、タナゴ、メダカなどがパワフルに動き回っています。餌を食べる姿は野生そのもの。 八幡の子どもたちのためにも、できるだけ長生きしてほしいものです。 トマトの苗をいただきました
いつも八幡ファームの前を通りながら声をかけていただいている地域の方から、トマトの苗をいただきました。昨年はイタリアントマトの苗でした。本当に大きな実がなり、子どもたちと楽しませていただきました。
連休明けに植えつけることになりますが、今年は大きさを押さえて太く小さく育てようと思っています。 |
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