5年生の田んぼの稲が実ってきました
5年生が育てている田んぼの稲。例年より少し早く穂が豊かに実り、頭を下げ始めました。今までは順調です。
ということは、今度は雀との戦いが始まります。雀たちは例年、この田んぼのお米が大好物で、集団で襲来し、食べつくしてしまいます。現在は様子見の段階で、美味しく育つのを待ち構えています。 ネットは用意してありますが、どのように囲うかが問題になります。隙間があると侵入するし、しっかりネットを強く張っていないと、集団で上に載ってその重さでたるませて穂を食べてしまいます。 ここからが知恵の出しどころ。さて、5年生はどうやってこの稲を守るのでしょうか。 ヒマワリと鳥との戦い
保護者の皆さんや銀雄クラブ、八幡グリーンサポーターの方のおかげで、雑草も少なく、植物たちは元気に育っています。
ただ、今年はオクラの育ちが悪いようです。その代り、米、サツマイモ、ヒマワリ、ヒョウタン、ヘチマ、トマト、サトイモなどが元気に育っています。 特に、ヒマワリは、高さ3mにまで育っています。そこになった種は、昆虫や鳥の大好物。学習に必要なヒマワリには洗濯袋がかぶっていて、攻撃から守られています。 たくさん育ったヒマワリの中で、たった一つだけ、袋がかぶっていないのにもかかわらず、全ての種が守られているものがあります。 それは、頭の部分があまりにも重くて花が下を向いてしまったものなのです。さすがの鳥たちも逆さにぶら下がって食べることはできないようです。 直径が30cmはあろうかという大きさで、見事に実がなっています。ぜひ、二学期、子どもたちと一緒に種の数を数えたいものですね。 ヒョウタンができはじめたこれは何だかわかりますか?
このフワフワした葉っぱの植物、何だかわかりますか?さわると気持ちよさそうですよね。高さは1m以上あります。八幡ファームのフェンスの上端を超えています。
実は、これはアスパラが大きく育った時の姿なんです。あの美味しいアスパラは芽が出た直後の茎を食べているのです。 採りたてのアスパラは生でも食べられます。トウモロコシと同じです。 この写真のアスパラは植えてから4年目のものですが、まだ本格的に収穫はしていません。来年は、皆さんと食べられるかな。 稲、サツマイモは順調!
八幡ファームの水やりにご協力いただき、ありがとうございます。各学年の水やり当番や保護者の皆様、銀雄クラブ、八幡グリーンサポーターの皆さんのおかげで稲やサツマイモ、各種野菜は順調に育っています。少し出遅れていたサツマイモも葉を茂らせてきました。この調子で夏を乗り切って欲しいと思います。
なお、サツマイモ、トウモロコシ以外の野菜はぜひ収穫していただきたいと思います。今後ともよろしくご協力をお願いいたします。 トウモロコシの実が・・・
八幡のトウモロコシ、実がなってきました。トウモロコシは自家受粉はしません。必ず違う個体から花粉をもらわなければ、実がなりません。そこで、トウモロコシは密集して植えることになります。
ただ、今回のトウモロコシは、ポップコーン用がほとんどなので、そのまま食べることはできません。できてから収穫し、少し乾かしてからフライパンで種だけ熱します。少しバターをひいて熱を加えると、ポンポンと爆発しながらポップコーンに姿を変えます。 二学期が楽しみですね。 ヒマワリが巨大化!
八幡ファームでは、毎年ヒマワリが巨大化します。
今年も3mを超え、さらに大きくなってきています。茎も、太く固くなりました。花も夏の青空に向かって大声で笑いかけているように見えます。 鳥や昆虫たちは、この太陽の恵みをたっぷり受けたヒマワリの種が大好きです。放っておくと、全て食べられてしまいます。今年も3年生のヒマワリには洗濯ネットがかかっていますが、それ以外のヒマワリは栄養たっぷりの餌として生き物に提供されていくことでしょう。 ひまわりに網ふくろをかけるヒマワリの葉のつき方は・・・
ヒマワリの種の付き方にはフィボナッチ関数や黄金比が隠れていました。今度はヒマワリの葉の付き方です。ここにも同じ約束が隠れていると言われています。
どこに隠れているのかわかりますか。 とりあえず、この写真では、葉が重ならないように角度を変えて生えていることがわかりますね。これは太陽の光をできるだけ無駄なく効率的に受けられるようになっているのだと言われています。 いろいろな植物には同じような約束が隠れています。皆さんも試しに、植物を真上から見てみてくださいね。 変わり種のトマトとキュウリ
八幡ファームのトマトは甘くて少し酸っぱく、とてもいい味に仕上がっています。どんどん赤くなってきていて、子どもたちにも収穫してもらっています。水やりに来たとき等に、是非、収穫して味わってほしいと思います。
時々、変わった形のものができますが、今回はダルマ型。顔を描きたくなりますね。 キュウリは、少し油断をしていたら巨大になってしまいました。熟れすぎにならないうちが美味しいのですが、このような状態になったら、調理したほうが美味しいかもしれません。 イチゴは、鳥やアリ、ダンゴムシとの競争です。赤くなったらとって食べてくださいね。これもなかなかの味ですよ。 朝の水やり当番
八幡ファームの水やり当番、朝、学校へ登校するとすぐに活動しています。4年生は、ヒョウタンやヒマワリ、ヘチマの育ちを楽しみにしています。
ヒョウタンはもうすぐ上の枠に届きます。今年はたくさんのヒョウタンができるといいですね。課題は夏の水やり。みんなの分が育つといいですね。 こんな痛そうな野菜って・・・・何?
一枚目の写真で何の野菜かわかった人は、ものを良く観察している人ですね。この痛そうなとげをもっている野菜は何でしょう?
そうですね。キュウリです。これはキュウリの赤ちゃんですが、大きくなってもこの痛そうなとげは残っています。朝どりのキュウリは触ると少しこのとげが残っています。 ナスも付け根のところにとげがあります。野菜たちも簡単に食べられないように工夫しているのでしょうか。 ショウリョウバッタ発見!
八幡ファームにはたくさんの昆虫がやってきます。バッタの種類もいろいろ見られます。その中でも一番多くみられるのが、ショウリョウバッタかオンブバッタ。
今回はイチゴの花にとまったショウリョウバッタ。二つともとても良く似ているのですが、ショウリョウバッタの後ろ脚はとても長くてジャンプに向いています。オンブバッタはそこまで長くありません。また、触覚が茶色なのがショウリョウバッタ。オンブバッタは緑色のままです。 ショウリョウバッタはイネ科の植物を食べます。オンブバッタは野菜の葉っぱなどを食べます。どちらも畑の植物にはあまり好ましくはないのですが、クモやトカゲの餌としては貴重な昆虫です。自然のサイクルの中では大切な役割を果たしています。 畑の草取りをしに来た時に、足元で何か動くものがあったら、それはショウリョウバッタかもしれませんよ。 トウモロコシやヒマワリを救え!
昨日と今日の大風で、八幡ファームのトウモロコシとヒマワリ、ヒョウタンなどに損害が出ました。トウモロコシはほとんどがなぎ倒されていました。
すぐに駆けつけてくださった銀雄クラブの方や警備さん、教員で何とか起こしましたが、今日も吹いていた風でさらに倒れてしまっています。もう、植物を支える支柱がありません。何とか、救おうと今日も立て直しましたが・・・。 早く風がおさまってくれることを願っています。 稲は順調に生育・・・でも、強力な雑草が!
八幡ファームの田んぼの稲は順調に生育しています。緑も濃いし、高さも充分伸びてきました。
課題は、雑草の繁茂。コナギ、あるいはアメリカコナギといわれる雑草で、稲の肥料を吸い取ってしまう植物です。 でも、青いきれいな花も咲かせる植物でもあります。使い方によっては余計な窒素を吸い取る道具としても使えます。 先日、担当の5年生の児童が抜いてくれましたが、まだ沢山生えています。種からの発芽力が大変強いので、これからもがんばってコナギを抜かなくてはなりません。 農薬を使わず大きくするためには、様々な難関を突破しなければならないのですね。 ヒマワリが咲いた・・・そこに隠された不思議な数が!
学校園の3年生のヒマワリが咲きました。そろそろ梅雨明けが近いことを示唆してくれています。そのヒマワリの種の並び方には一定の約束があると言われています。
それはフィボナッチ関数や黄金比といわれる数字です。 フィボナッチ関数は、前の数とその数、二つを合計した数が次の数になるという有名な関数です。 1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144・・・となっています。 今回のヒマワリでもそのフィボナッチ関数隠れていると言われます。今回咲いたヒマワリの写真に線を引いて、その数を数えてみました。 種の部分に左回りと右回りに色を変えて線を引きました。右回りの緑の線が22本、左回りのピンクの線が34本です。どうですか。ほぼ、フィボナッチ関数の数字になっていますね。 自然の中には、このような数がたくさん隠れています。花の数や枝の生え方などでもこの関数関係にあるものが多いのです。 ヤブヘビイチゴは花も実も綺麗!
野草園にはヤブヘビイチゴの実がたくさん成っています。赤く輝く実はとても美味しそうです。でも、実際はカスカスで味もほとんどしません。ヤブヘビイチゴは湿った日陰に匍匐する茎で広がっていきますが、野イチゴの中で最も味がありません。
今、フェンス沿いに育てているキイチゴとは全く違います。ジャムにしても味はないそうです。ただ、果実酒にして味わう方もいるそうです。 でも、花も果実も、とても美しいものです。黄色い花はヘビイチゴとヤブヘビイチゴです。他の野イチゴは白が多いようです。拡大して写真を撮ってみました。 シソが大きくなった
八幡の学校園では、毎年シソが大きく育っています。今年も、銀雄クラブの皆さんのおかげでシソが育ち始めました。
野菜の間や水田の近くや縁石の間からもシソが顔を出しています。昨年、種が落ちて、自然に増えたものです。 近隣の方や保護者の皆さんに分けることもあるこのシソ。今年もきっと大きく育つことでしょう。 美しいコガタルリハムシ
八幡ファームには、野菜だけではなく、いわゆる雑草と言われる植物が育っています。そこには、様々な生き物たちが自らの世界を築いています。人間の眼から見ると見逃しそうなちっぽけな世界の中に、日々様々な事件が起こります。
今日は雑草を抜いていたときに小さな小さな昆虫を見つけました。以前、ウリハムシというウリ科の天敵の昆虫、でも大変美しい輝きを持つ甲虫を紹介したことがありましたが、今回はさらに小さいハムシ。 「コガタルリハムシ」というとても小さな昆虫です。成虫でも5mm程度にしかならない小さな虫ですが、良く見ると、綺麗な輝きの装いをもっています。甲虫目カブトムシ亜目ハムシ科に所属するということで、小さなカブトムシと言ってもいいかと思います。 人間が見過ごす小さな自然の中にも、多くの生き物がコツコツと生き抜いています。ぜひ、立ち止まって雑草の世界をのぞいてみてほしいなと思います。 大根が生き残っていた!
田んぼの横に大根の花が咲いていました。今年はまだ種をまいていません。自然に種が落ちて雑草の中で育ったものでしょう。八幡の畑はとても大根が美味しく育ちます。今年も秋まきで大根を育てる予定です。可愛い色合いの花ですね。
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