東京新聞コラム『筆洗』より 4月27日(月)

東京新聞のコラムを紹介します。
ノーベル医学生理学賞を受賞した本庶佑(ほんじょ
たすく)さんが『幸福感に関する生物学的随想』で、人間が幸福を感じる仕組みについて書いていらっしゃる。
カネや名誉などへの欲望を満足させることで得られる幸福感には限界や飽きがくる。むしろ、人が幸せを感じるのは恐怖や不安感がないときだろうとおっしゃる。ユニークなのはここからで、その幸福感も相対的なものであって、永続的に幸福を感じるためには、時折の軽い不安感によって、そのありがたみを確認する必要もありそうだと述べている。
(省略)
さすれば、いつになるとは請け合えぬが、われわれはまもなく大きな幸福を得られるだろうと夢を見る。新型コロナウイルスの感染拡大による不自由な生活が続く。不安といえば、これ以上の不安はなかろう。
その不安や不快さから解き放されたときに味わう幸せ。長きにわかる困難に音を上げそうになるが、外出自粛の不快さや先行きの見えぬ不安に耐え、その幸せを待つしかあるまい。
もううんざりで連休中はどこかに出掛けたい?ああそれは残念。不快をサボればその分、幸せは…。こんなヘリクツでは、遠出をとどまってはいただけぬか。
幸福の行方は、これも私たちの行動次第ですね。
がんばるときは、いつも、今です。
また明日!
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