沖縄慰霊の日 6月23日(日)

沖縄県は6月23日、太平洋戦争末期の沖縄戦で旧日本軍の組織的戦闘が終結したとされる日から79年目、『慰霊の日』を迎えました。毎年6月23日の慰霊の日に、最後の激戦地となった糸満市摩文仁の平和祈念公園では正午前から戦没者追悼式が行われます。 県内のシンクタンクの調査によりますと、戦争を実際に体験した県民の割合は全体の1割を下回っているとみられています。戦争を直接経験された人は、恐怖、苦しみ悲しみの心とともに、強く明るく生きてきたのではないでしょうか。
さらに、戦後、米軍基地の存在とともに、生活を余儀なくされてきた事実があります。
沖縄は、今日、戦没者の方への慰霊の祈り、平和への祈りに包まれました。
沖縄戦は、激しい地上戦で20万人を超える人が亡くなり県民の4人に1人が命を落としました。
摩文仁の丘を訪れた戦争で家族を亡くした人たちは、絶対に戦争は起きてほしくないと、もう2度と起きてほしくないと心刹那に語っていました。ガザ、ウクライナで起こっている戦争も、戦争で犠牲になるのはいつも住民。だから、もう起こしてほしくない。小学4年生の女の子は、沖縄戦を知ってもらい平和を訴えて行きたいと話していました。

明日から弦巻中は、期末テスト3日間に入ります。学校にきて戦火に怯えることなく、普通に勉強ができる、テストが行える、このことは、80年前の日本では。できなかったことです。当たり前じゃないのです。勉強もテストも嫌い、辛いと思う人もいるかも知れません。そう思えるのも、平和だからこそ。平和が当たり前ということを継続していくために、一人ひとりの努力が必要。人権平和を学んでいる弦巻中生だからこそ、自分たちの周りから、いじめや暴力が起こらない、起こさない、平和を訴え続けられる人になってほしいです。
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