1〜6年生のみなさんへ
1〜6年生のみなさん、げん気にすごしてますか。
1年生のチューリップは、モクレンの花といっしょに校ていをあかるくしてくれています。 2年生のパンジーもいろいろな色の花をさかせていて、春が来たことを教えてくれています。 3年生が育てたヒマワリ、4年生が育てたヘチマは今年はどちらもとても大きくなりましたね。 5年生が育てた稲は、脱穀のあと、樋口さんに精米していただき、世界に一つだけの「九品仏小学校産」のお米になって、学校にもどってきました。 6年生を見送る桜は、観測史上最も早い開花となりましたが、開花日に雪が降ったせいかい、6年生の卒業式に見ごろを迎えられるように調整してくれているようで、開花から満開まで1週間と言われていますが、満開まではまだ時間があるようです。 環境委員のみなさんが植えてくれたお花もきれいに咲きそろっていますよ。 春休みではないのに、毎日教室には誰もいないし、チャイムも鳴らない。みんなの机の上やロッカーの上には、うっすらほこりも積もっていて…。多くの教室の黒板の日付は「2月28日(金)」になっている。そんなところに感じたことのないさみしさを感じています。みんながいつものように学校にいるのは、「当たり前のことではないんだな。」と思いました。東日本大震災のときも、いつもの学校ではありえない状況がありましたが、今は先生にも経験がない状況です。でも、物事はプラスに考えましょう。みんなが手洗いやうがいの習慣をしっかり身につけ、インフルエンザなどの病気にかかる人も減っているそうです。食料や水、日用品などの備蓄が進み、地震などへの備えにもつながっています。 メディアが発達するとデマは減ると考えられてきましたが、逆にソーシャルメディアが発達することでデマは増えてしまいました。「紙がなくなる。」というデマが出ましたね。マスクの代用品がキッチンペーパーなどで作ることができるという話から、マスクの増産=紙の不足になったようです。マスクは「不織布」という布で、ポリエチレンなどからできています。紙は木などの植物繊維ですから、紙が不足するはずはありません。 でも実際に、トイレットペーパーやティッシュペーパーが店からなくなったのはどうしてでしょう。上の学年の人は考えてみてください。小学校で学ぶ、算数や社会の学習にヒントがあるはずです。答えは明日、のせますね。 明日から「分散登校」が始まります。クラスをもっていない先生たちも、みなさんの登校を楽しみにしています! 算数少人数担当 宮澤 光彰 |