平成28年9月12日(月)全校朝会義を見てせざるは勇なきなり 9月の学校便りに書いたお話をします。 皆さんは論語って知っていますか? 教科日本語で毎年、必ずいくつかの論語を読んで勉強しています。 論語は、中国の古い時代の文章で、孔子という人のことばを中心にまとめたものです。 今日の論語は、「義を見てせざるは勇なきなり」です。 義に反したこと。この場合、正義とします。正義がなされていないということは悪いことです。 悪いことを見て何もしないことは勇気がないよという意味です。 たとえば、教室の中でお友達が嫌がっているのに悪口を言ったり、意地悪なことをしていることを見たときに皆さんはどうしますか? 何もしないことは、悪いことをしている人と同じことをしていることなんです。 悪いことをしている人を見たときに何もしないことはもっともっと悪いことなんです。 そんなときは、勇気を出して嫌がっているお友達を助けなければいけません。 ぜひとも勇気を出してください。 もし、自分にはそんな勇気が出せるかなって不安な人。 そんなときは、先生や大人の人に相談してください。 相談するだけでも何もしないことにはなりません。 悪いことは絶対に許さない。それが正義です。正義の心を大切にしてください。 今月、各クラスに貼ってあるポスターは、勇気です。 その中に、こんなことが書いてあります。 友だちがよくないことをしていたら、「それはよくないよ」と言えるよ。 そのように実践してくださいね。 |
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