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平成28年9月20日(火) 全校朝会

平成28年9月20日(火) 校長先生のお話し

 昨日9月19日は祝日でした。それでは、何の日だったでしょうか?
 そうですね敬老の日でした。昨日、一緒に住んでいるおじいちゃんおばあちゃんや離れて暮らすおじいちゃんおばあちゃん、又は近所のおじいちゃんおばあちゃんに「いつまでも健康に長生きしてね。いつもありがとう」って言えた人はどのくらいいますか?
 今週は、22日の木曜日も休みです。
 それでは、22日は何の日でしょうか?
 そうです。秋分の日です。
 9月22日は秋分の日。昼と夜の長さが同じになる、と言われる国民の祝日です。でも「これまでの秋分の日は9月23日だったような…?」と思う人もいるかもしれません。
 それもそのはず、近年、秋分の日は23日がずっと続いており、23日以外になるのは2012年9月22日の4年ぶり、2012年に9月22日になったのは実に、1896年以来の116年ぶりだったのです。今年は、120年間で2回目というわけです。それはなぜでしょうか?
昼と夜の長さがほぼ同じになるという春分・秋分の日は、太陽と地球の位置関係で決まります。日付が動くのは、地球が太陽の周りを365日と約6時間かけて1周するためで、4年に1度のうるう年で調整しても、それでも少しずれが出てしまうのです。そのため、今年のように22日が秋分の日になることがあるのだそうです。
 「秋分の日」それから春の「春分の日」については、季節の変わり目として認識している人も多いとおもいます。「暑さ寒さも彼岸まで」という慣用句は、秋分の日近辺を境目に夏の暑さが和らいで過ごしやすくなると意味といわれています。
 「気象庁などの観測データによれば、この慣用句の意味するところが概ね的を射ている」とされています。年によって差はあるのですが、真夏日・夏日・熱帯夜が観測されるのは、だいたい秋分の日までだというのがその理由とのことです。
 ちなみに「お彼岸」は、春分の日、秋分の日を中日として、その前後の3日を合わせた7日間のことを指すということも覚えておいてほしいことです。彼岸とは、生死の海(三途の川)を渡って到達する世界のこと。その反対側の私たちがいる世界は此岸(しがん)と呼ばれます。
 「彼岸は西に、此岸は東にあるとされており、太陽が真東から昇って真西に沈む秋分と春分は、彼岸と此岸がもっとも通じやすくなると考え、先祖供養をするようになった」といわれています。
 ご先祖の供養の日として、また季節の変わり目として、昔から日本人の生活に根ざした日。科学的に見ても根拠が裏付けられるというのも驚きです。こういう節目の行事はこれからも大事にしていきたいものです。

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