平成28年10月3日(月)全校朝会おはようございます。今日の校長先生のお話しは、キノコのことについてです。 先々週の9月25日日曜日のことです。校長先生は、毎週多摩川河川敷に野球をやりに行っているのですが、多摩川グランドで不思議な光景に出会いました。 それは、キノコです、白い小さなキノコなのですが、一本一本のキノコがバラバラに生えているのではなく、輪の形になって連なって生えているのです。 それが2か所ありました。 あまりにも見事な円だったので、写真を撮ってきました。 この写真は、あとで校長室の前の廊下に貼っておきますから見てください。 とても不思議だったので、調べると面白いことがわかりました。 これは、菌輪といってキノコの生え方としてはよくあることだとわかりました。 このようになる理由は諸説あるそうですが、ちょっと難しい話になります。 通常植物は花を咲かせて種で増えますよね。 キノコは菌類なのですが、菌類は種で増えるのではなく、胞子によって増えます。 小さな粉のようなものがキノコの傘の内側にできるのです。 それが散らばって各所にキノコが生えてきます。その散らばる時に、コロニーというものを作るのだそうです。コロニーは輪になって群れてできあがることをいいます。 だから輪の形になって生えてくるのだそうです。 菌輪は妖精や魔女の仕業だとして 、「妖精の踊り」「妖精の輪」「魔女の輪」などといわれることがあり、フェアリーリングと呼ばれているそうです。また、菌輪は妖精の世界への入り口であり、別の場所や過去・未来へ行き来できる扉であるといわれることもあるそうです。 調べてみたらとってもメルヘンで、とてもうれしくなりました。 皆さんも不思議に思ったことなどがあったら、どんどん調べてみてください。 |
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