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平成28年10月24日(月)全校朝会

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平成28年10月24日(月)校長先生のお話し

今日は、プラナリアの話をします。
先日屋上で、施設の点検をしていたときに5年2組の児童の皆さんが雲の観察をしに屋上にやってきました。その時に児童の一人が校長先生に質問をしてきました。
校長先生は、生物の勉強をしていたのですよね。誰かから聞きました。
生物って何でしたっけ…。えっと、えっと。
校長先生は、プランクトンの勉強をしていたことを話しました。
すると、その児童はじゃあプラナリアって知ってますか?
校長先生は、その場でプラナリアの詳しいお話しができなかったので、調べてみると言い、その場の会話は終わりました。
その後、校長先生は、プラナリアのことを調べました。おぼろげに切っても、切っても再生する生き物だったような気がしていたのですが、調べてみると、その通り、切っても、切ってもその部分から頭が生えてきて、再生していく生物でした。
とても不思議な生き物です。
からだを切ることにより、どんどん増えることは可能なのですが、増えるための条件もありました。それは暮らしていくために水が必要だということです。その水質もプラナリアの好みの水質があります。気温も10度から20度くらいが良いようです。そして、プラナリアは光を好まないため、光を感じるとその場から離れようとすることもわかっています。
校長先生がおもしろいと思ったのは、寿命が事実上ないということです。
それは、もともと自分からからだを分裂させて繁殖して(増えて)いくので、寿命とは何なのかすらわからなくなるというのです。
ですからプラナリアの年齢は、プラナリアがこの世に誕生してから現在までの年数であると考えられ、それっていつかというと何万年も生きていると考えられるということです。
屋上で児童にプラナリアって知っていますかと言われなければ、こんなおもしろいことに気付けませんでした。
その児童に感謝です。ありがとう。

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