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平成28年12月19日(月)全校朝会

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平成28年12月19日(月) 校長先生のお話し

今日は、皆さんの後ろにある学年園の畑の話をします。各学年の畑があることは知っていますね。春から夏に向けて、そして秋のころまで、学年ごとに様々な花や作物の学習をしてきました。
来年の春に向けて、校長先生は4年生の畑の整備をしました。
11月に種をまいて、6月に収穫となる穀物です。
それは、小麦の種子です。11月中旬には芽を出して、すくすくと育ち、今では、一本の長細い本葉が幾本かに分かれています。
小麦は、6月頃に実を収穫し、細かく砕き、白い粉の小麦粉にして、パンやうどんなどの食べ物となります。
本葉が幾本かに分かれたとき、麦踏みを行います。先日、4年生の児童の前で校長先生が麦踏みをしました。
麦踏みは、麦の苗の部分を踏むことによって、茎が折れ曲がったり、傷がついたりして、水分を吸い上げる力が弱まり、麦の内部の水分量が少なくなるため、寒さや乾燥に強くなります。根の成長や増加を促進します。
また、霜柱が土を持ち上げて、根を傷めることを防ぐ効果もあります。足で踏むことで浮き上がった土を押さえ、しっかり土に根を張らせ、まっすぐ伸びる丈夫な麦に育てることができます。
麦踏みは、全校児童であまり激しくやり過ぎると麦自体をダメにしてしまうので、麦踏みは校長先生が計画的に実施しています。
今の2年生は3年生になった時に国語の授業でコメと麦の学習で勉強しますし、今の4年生は5年生になった時に日本の農業で穀物の学習をします。
そのほかの学年も含めて、全校児童ですくすくと育つ小麦を見守ってください。

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