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平成30年12月10日(月)全校朝会

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平成30年12月10日(月) 校長先生のお話

 雨の降った木曜日の昼休みに5年生の男子二人が白い小さなたまごをもって校長先生のところに来ました。仙蔵山の土から見つけた直径2mmほどの白い丸いたまごです。これ何のたまごですかと聞かれ、爬虫類かなぁと答えましたが、すぐには何かわかりませんでした。そこで、インターネットで調べることにしましたが、白い小さな丸いたまごでは検索できません。土の中だからと考え、ミミズのたまごで検索するとズバリ正解。そのたまごはミミズのたまごでした。
 ミミズは、カタツムリなどと同じように、1匹の体の中にオスとメスの両方の器官があります。雌雄同体といいます。でも、たまごが受精(オスの精子と結びつく)するためには、別なミミズの精子をもらわないと受精できないようになっています。
 ミミズの体にある太いおびをまいたような部分(環帯)に、たまごを産む穴があります。2匹のミミズは環帯をくっつけあって、おたがいに精子をわたし、精子と結びついて受精卵になります。
 受精卵は、ふくろにつつまれています。ふくろの中は白いたんぱく質の粘液で満たされていて、10〜60個のたまごがういています。
たまごは、首輪を脱ぐように環帯のたまごの包みを頭部の方向に送りだし、頭部から抜けるように環帯を脱ぎます。すると、たまごの包みがはずれ、放卵します。
ミミズの種類によって、ふ化する時期や期間がちがうたいていのミミズは、夏にたまごを産み、親は秋に死にます。たまごは冬をこして春に3mm くらいの子どもが出てきます。そして3か月もすると、体に環帯ができて、おとなのミミズになります。

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