令和4年6月13日(月)校長先生のお話今日は、その学校公開で、あるお母さんから、うれしいお話を伺ったので紹介します。数日前に、公園で遊んでいた3年生がけがをして口から血が出てしまった時に、近くにいた6年生が優しくお世話をしてくれたそうです。ティッシュで血をふいたり、近くの家から氷をもらってきて冷やしたり、「大丈夫?」と声をかけたりする姿を見て、そのお母さんは「なんてすごい6年生なんだろう。さすが桜小の子だな。」と感心したそうです。 校長先生も、休み時間の後に教室に戻りたくないとだだをこねている低学年の子に、優しく声をかける6年生を見ました。その子が脱ぎ捨てた靴下まで拾い集めて手をつなぎ、教室に連れて行く姿に感動しました。 先日の運動会のアンケートにも、「6年生は競技だけでなく、審判の補助やパフォーマンス、アナウンスなどがとてもしっかりしていて感心しました。」「桜に通っていると、こんな風に育っていくのだなぁと思えました。」といったうれしいコメントがたくさん書かれていました。 そして、がんばっていたのは6年生だけではありません。5年生も、6年生の競技の時に、審判や用具や雷管に火薬をつめる仕事などを、一生懸命にやってくれました。その姿を見て、きっと来年は今の5年生が最高学年として運動会をしっかりやってくれるな、と感じました。 下級生の皆さんも、桜小のお兄さんお姉さんのよい姿を見習って、これからもいろいろなことを頑張ってください。 令和4年6月6日(月)校長先生のお話4年生は、5月25日に、美術鑑賞教室として世田谷美術館へ出かけてきました。生まれて初めて美術館に入る人もいて、緊張しながらも興味深々の様子で鑑賞しました。ちょうど「ピーターラビット展」を実施していたので、絵本の原画やかわいいぬいぐるみ等の展示を見ることができました。校長先生も、大好きなピーターラビットが見られて、とても嬉しかったです。4年生にとって、素晴らしい絵や彫刻などの芸術に触れる、素敵な機会となりました。鑑賞態度も立派で、さすがでした。 6年生は、先週の水曜日に「読売ジャイアンツアカデミー」として、プロ野球巨人軍のスタッフの方からバッティングを教えていただきました。どうしたらボールを遠くまで飛ばすことができるのか、分かりやすく丁寧に教えていただき、6年生も真剣に学んでいました。初めてチャレンジした人も、野球の楽しさを知ることができました。 話は変わって、今週の木、金、土と学校公開がありますね。たくさんの保護者の方が、学校でのみなさんの様子を見ることを楽しみにしています。ぜひ、一生懸命に頑張っている姿を見せてください。 令和4年5月30日(月)校長先生のお話1年生は、桜小に入学して初めての運動会でしたね。かなり早いテンポで難しいダンスだったと思うのですが、とてもかわいらしくて大好評でした。「おそ松くん」は、校長先生が子供の頃から人気の漫画なので、あのポーズが懐かしかったです。 2年生は、リズミカルな曲に合わせたダンスでした。ぴんと腕を伸ばしてカラフルな旗を振ったり、ジャンプしたりして、見ているだけで元気を分けてもらいました。 3年生は、黒い衣装でノリのよい曲に合わせたエネルギッシュなダンスでした。4色のはちまきが風になびいて、とてもかっこよかったです。ひとつひとつのポーズが決まっていました。 4年生は、大きな4色のフラッグを使ったダイナミックなダンスでした。全体でのウェーブやクラスごとに動きを考えた部分など、ビシッとそろった動きが素晴らかったです。 5年生は、日本の伝統的なソーラン節を踊りました。腰を低く落とす動きは、見た目以上にきつかったと思うのですが、全力で踊る姿が本当にクールでした。青い法被(はっぴ)に自分で決めた漢字を書き、その思いがたくましい動きから会場に伝わってきました。 6年生は、桜小で最後の運動会でした。沖縄に伝わるエイサーを力強い踊りで表現しました。桜小伝統の衣装と紫色のサージ、手作りの太鼓、そして躍動感あふれる踊りが相まって、まさに「最高学年」という存在感を示してくれました。 校長先生は、雨で途中中断しても、一部の種目を火曜日に延期しても、こんなに全力で頑張る桜小の子供たちと運動会ができて、本当に感動しました。「みんな、ありがとう!」と言いたいです。 これからも、運動会で学んだことを活かしていってください。 令和4年5月16日(月)校長先生のお話今から75年ほど前、日本は第二次世界大戦という大きな戦争をしていて、沖縄では日本唯一の地上戦が行われ、皆さんのような子供も含めて 10万人もの人々が亡くなったそうです。そして、戦争が終わった後に沖縄はアメリカの一部となり、たくさんの米軍基地が作られました。 沖縄に住んでいる校長先生の友達は、子供の頃にお小遣いが1ドルで、道路もアメリカと同じ右側通行だったと話していました。東京へ来るにも、パスポートが必要だったそうです それが、50年前の1972年5月15日に、ようやく沖縄が日本に復帰したのです。それはとても喜ばしいことですが、いまだに沖縄にはアメリカの基地がたくさん残っています。飛行機などの事故も多く、沖縄の人々は基地がなくなることを望んでいます。 先週、6年生が音楽の時間に「HEIWAの鐘」という曲を歌っていました。これは、沖縄の人が「もう二度と戦争は起こさない」と平和を願って作った曲です。6年生が運動会で踊る「エイサー」も沖縄の踊りで、平和への思いが込められています。 それなのに、世界を見てみると、今もロシアとウクライナの戦争が続いています。皆さんも、何不自由なく食べたり眠ったり勉強したりする平和がどれだけ素晴らしいことなのか、戦争をなくすために自分にできることはないか、考えてみてほしいです。 令和4年5月9日(月)校長先生のお話今日は、4月28日に行われた離任式のことをお話します。オンラインで行いましたが、代表の人たちの作文がとても上手で、3月に桜小を去られた先生方がすごく喜んでくださいました。先生方から「桜小の皆さんは、ここが素晴らしい!」とたくさん誉めていただき、桜小は本当にいい学校なんだな、と改めて感じることができました。 そして、包括支援員だった青木先生は、京都から参加してくださいました。オンラインだと、遠くにいる方ともお話しできるし、保護者の方や卒業生も参加できて便利ですね。本当は直接会えるのが一番ですが、オンラインならではの良さもあるなと感じました。 今週から、運動会の練習が本格的に始まりますね。自分の力を出し切れるように、精一杯がんばってください。皆さんの活躍を期待しています。 令和4年5月2日(月)校長先生のお話先週の木曜日に対面式があり、1年生と上級生が顔を合わせて元気に挨拶をしました。6年生の漫才がとても楽しくて、1年生の皆さんは桜小学校がますます好きになったことでしょう。全校を盛り上げてくれた6年生は、さすがでしたね。「魔法の言葉」を、これからもぜひ大切にしてください。 令和4年4月25日(月)校長先生のお話その他の委員会の皆さんも、朝早くから校庭にラインをひいたり、放送をしたり、水質検査をしたり、一生懸命に頑張ってくれていて、頼もしいです。ぜひ、これからもお願いします。 さて話は変わって、新型コロナウィルスがなかなか収まりませんね。皆さんも、感染予防のために手洗いや給食中の黙食を続けていると思います。3回目のワクチン接種も進んでいますが、感染予防のためとは言え、注射は大人になっても嫌なものです。そこへ、うれしいニュースが飛び込んできました。なんと日本の塩野義製薬と千葉大学が共同研究を重ねて、鼻の粘膜にシュッと吹き付けるタイプのワクチンを開発したそうです。 実際に皆さんができるようになるのはまだ先ですが、完成すれば注射器や針を使うことなくワクチンができるようになり、将来的には自分で投与できる可能性もあり、医療体制が整っていない国でも、ワクチン率を高めることができるかもしれないそうです。科学の進歩は素晴らしいですね。校長先生は、このワクチンの完成を楽しみにしています。 令和4年4月18日(月)校長先生のお話さて、皆さんは、山に行って大きな声で「ヤッホー!」と叫ぶと、同じ言葉が返ってくることを知っていますか。これは、こだまと言います。今日は、昨年も紹介した詩についてお話しします。 「遊ぼう」っていうと「遊ぼう」っていう。 「ばか」っていうと「ばか」っていう。 「もう遊ばない」っていうと「遊ばない」っていう。 そうして、あとでさみしくなって、 「ごめんね」っていうと「ごめんね」っていう。 こだまでしょうか。 いいえ だれでも。 これは、「みんなちがって、みんないい」という詩で有名な、金子みすゞさんの書いた、「こだまでしょうか」という詩です。これは、こだまのことを書いているのでしょうか。最後の所に、「いいえ だれでも」とあります。そうです。同じ言葉を繰り返すのは、人間だって同じなのです。 自分がきつい言葉を言えば、相手もきつい言葉で返してきます。反対に、自分が優しい言葉をかければ、相手も優しい言葉を返してくれます。あなたは、いつも友達にどんな言葉をかけていますか。 言葉は、人を幸せにすることもできますが、人を深く傷つけることもあります。自分の使っている言葉について、ぜひ考えてみてください。 令和4年4月11日(月)校長先生のお話1年生の皆さんは、学校に慣れましたか。今日から、楽しみにしている給食も始まりますね。桜小の給食は本当においしいですよ。今日はチキンカレーライスなので、たくさん食べてください。 さて、今年から、桜小学校のめあてが変わりました。教室にも貼ってあると思いますが、気付いてくれましたか。3つの目標が「さ」「く」「ら」で始まり、覚えやすくなっています。 校長先生が最初の部分を言うので、皆さんは 「○○の子」という太字の部分を言ってください。いいですか? 「さわやかに」(あいさつする子)、「工夫して」(考える子)、「ラストまで」(がんばる子)そうです。上手に言えましたね。 今年一年、元気にあいさつすること、一生懸命に考えること、最後まで頑張ることを目標にしてください。そして、皆さんがますます立派に成長してくれることを期待しています。 |
|