今日の給食 〜一口メモ〜
今日の給食は、パエリア、レタススープ、大豆とコーンのフリッター、牛乳です。
今日は久しぶりにレタスが、登場しています。 ビタミンKや葉酸を含みくせがないので、いろいろな野菜とミックスして、サラダに使われています。レタスも私たちが、ふつうに食べている玉レタスの他に、たちレタス、リーフレタス、たくさんの種類が出回っています。 レタスの歴史ですが、日本での栽培が盛んになったのは1946年(戦後)米軍が、日本に駐留するにあたって食生活をアメリカ本土並みにするためでした。肉類をたくさん食べることに慣れていた人たちは、肉の量以上に生野菜をばりばり食べて、体のバランスを保っていたのです。 当時の日本の食事はごはんやうどん系など、おかずは大豆の煮物、豆腐、野菜の煮物、魚類も焼いたり、煮たりしたもので生といえば、せいぜいお刺身程度のものでした。アメリカの人たちはあまりの食生活の違いに驚いたようです。 生野菜を食べるようにするために日本の農家にレタスやトマトの栽培方法を教えたのです。問題は土に撒く肥料でした。(寄生虫の付いていない野菜を食べることが、本命題でした。)野菜を美味しく安全なものを食べられるように下肥ではなく、本国から化学肥料を取り寄せて作られるようになりました。その頃から、野菜を水耕栽培することも教えられたようです。日本にはそれまで、食べ物を生で食べる習慣がなかったのです。 給食一口メモでした。 |
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