今日の給食 〜一口メモ〜
今日の給食は、煮込みうどん・てんぷら(さつまいも、ししやも)・野菜のゆかりかけ・くだものです。
今、沖縄県ではミツバチが元気に花から花へ懸命に飛び回って、盛んに蜜集めをしているとのことです。沖縄県のミツバチは、蜂蜜の採集が主な目的のようです。ミツバチには、日本ミツバチと西洋ミツバチに大きく分けられますが、一般的に西洋ミツバチの方が多く飼われています。西洋ミツバチは多産系でおとなしく。あまり攻撃的ではなく。病気になりにくく。蜂蜜を多く集めてくれます。日本の本土では例えば、梅、すいか、そば、などミツバチの受粉(花粉交配)のおかげで多く生産され、受粉(花粉交配)の手間が省けて農家の方たちの大切な助っ人になっているのです。 受粉の方法も植物やくだものの中で重い花粉は、ミツバチなどに力を借りないと良いものができないものと(虫媒花)これに対して、杉などは風によって受粉(花粉交配)できる風媒花に分かれます。ミツバチが授粉(花粉交配)させた作物はしっかり実を結ぶそうです。 西洋ミツバチが、日本に入ってきたのは130年前(明治の初期)。外来種ではありますが、日本ミツバチと交雑することなく、花粉交配という優れた能力によって農業の世界や自然環境に対して計りしれない貢献をしているのです。一方、農薬や自然環境の変化で、天然の日本ミツバチが減っていることも確かのようです。 給食一口メモでした。 |
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