今日の給食 〜一口メモ〜
11月2日(火)
今日の給食は、茶めし・洋風おでん・野菜のひとしお・牛乳です。 学校給食のおでんの特徴は、にんじんが入っていることです。普通出回っているにんじんは西洋種で、ミニキャロットと呼ばれる、丈の短い丸みのある西洋にんじんです。お正月に出回る丈の長いものや、関西で出回っている長くて赤いにんじんは東洋種です。赤いにんじんの色はベーターカロテンではなく、アントシアニンという色素によるものです。にんじんの特長は、体内でビタミンAに変わるベーターカロテンが多いことです。これによって、免疫機能を向上させる働きや抗酸化力が強いのです。にんじんの皮は、カロテンが特に多い部分です。 残念なことは、にんじんにはビタミンCの破壊酵素が含まれていることです。しかし、サラダのようにドレッシングのお酢に出会うとこの酵素は働きを失います。 また、ビタミンAの吸収を助けるために、にんじんを油で軽く炒めて煮込み料理にお使いくださるといいでしょう。ポトフ、ボルシチ、にんじんグラッセなどこれからの季節にぴったりです。 給食一口メモでした。 ![]() ![]() |
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