今日の給食 〜一口メモ〜
11月2日(火)
今日の給食は、茶めし・洋風おでん・野菜のひとしお・牛乳です。 学校給食のおでんの特徴は、にんじんが入っていることです。普通出回っているにんじんは西洋種で、ミニキャロットと呼ばれる、丈の短い丸みのある西洋にんじんです。お正月に出回る丈の長いものや、関西で出回っている長くて赤いにんじんは東洋種です。赤いにんじんの色はベーターカロテンではなく、アントシアニンという色素によるものです。にんじんの特長は、体内でビタミンAに変わるベーターカロテンが多いことです。これによって、免疫機能を向上させる働きや抗酸化力が強いのです。にんじんの皮は、カロテンが特に多い部分です。 残念なことは、にんじんにはビタミンCの破壊酵素が含まれていることです。しかし、サラダのようにドレッシングのお酢に出会うとこの酵素は働きを失います。 また、ビタミンAの吸収を助けるために、にんじんを油で軽く炒めて煮込み料理にお使いくださるといいでしょう。ポトフ、ボルシチ、にんじんグラッセなどこれからの季節にぴったりです。 給食一口メモでした。 ![]() ![]() 今日の給食 〜一口メモ〜
11月1日(月)
今日の給食は、あげパン、肉団子入り春雨スープ・みかん・牛乳です。 あげパンはみんなに根強い人気があります。この間の給食試食会でも、あげパンの話で大いに盛り上がっていました。砂糖のないコッペパンでないとあの味はでないのです。油は新しいものの方が美味しいものができます。180度くらいの油の温度の中にパンを入れ、両面をさっと揚げます。いつまでも油の中に泳がせると油まみれになってしまいます。コッペパン1個に対して、きな粉が5グラム、砂糖が5グラム、塩が0.01グラムを混ぜたものをよくまぶします。ただ、これだけのことで出来たての美味しいあげパンがいただけます。おやつとしてもご利用ください。 今日のみかんは佐賀県でとれたものです。くだものは、吸収されやすい糖分と各種の有機酸を含み、特有の風味と香気は疲れをとり、体に元気を与えてくれます。昔は嗜好品として水菓子などと呼ばれていましたが、今では、ビタミンやミネラルの含有が多い大切な食品です。体調のすぐれない時、夜が遅く食事は取れない時など、くだものはよい助け船になります。 給食一口メモでした。 ![]() ![]() |
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