12月8日 きょうの給食「菜めし、魚のピリ辛ソース、野菜の甘酢かけ、牛乳」です。 きょうの菜めしは小松菜を使っています。小松菜は江戸時代の初期に、現在の東京都江戸川区小松川付近で栽培され始めたといわれています。将軍吉宗の鷹狩りの際に献上され、その時に地名から小松菜の名がつけられたといわれています。小松菜の旬は冬で、関東地方では白菜とともに冬野菜の代表格です。栄養はビタミン、ミネラルがたくさん含まれていて、カルシウムはほうれん草よりも多いです。 *食材産地*** こまつな・・・・・・埼玉 にんにく・・・・・・青森 しょうが・・・・・・高知 りんご・・・・・・・青森 キャベツ・・・・・・愛知 きゅうり・・・・・・群馬 にんじん・・・・・・千葉 さば・・・・・・・・ノルウエー 12月7日 きょうの給食「ごはん、麻婆豆腐、もやしのごま風味、牛乳」です。 麻婆豆腐には、トウバンジャン、テンメンジャンという中華料理の調味料が使われています。トウバンジャンは、そら豆に大豆油、ごま油、塩、唐辛子などの原料を加えて作る中国の北方に多い醤です。唐辛子が多く含まれているためとても辛いですが、加熱すると香りが加わります。麻婆豆腐以外には、回鍋肉や担々麺、エビのチリソースなどに使われます。テンメンジャンは、小麦粉と塩を混ぜ特殊な麹を加えて醸造された黒っぽいみそです。甘く(甜)小麦(麺)から作ったみそ(醤)という意味の名前です。回鍋肉、北京ダックなどに使われます。 *食材産地*** ぶたにく・・・・・・茨城 にんにく・・・・・・青森 しょうが・・・・・・高知 ながねぎ・・・・・・千葉 にんじん・・・・・・千葉 もやし・・・・・・・栃木 にら・・・・・・・・栃木 12月4日 きょうの給食「五目ごはん、ししゃものからあげ、かきたま汁、牛乳」です。 きょうのからあげの魚は【ししゃも】です。漢字では「柳」の「葉」の「魚」と書きます。昔、ある貧しい家の娘が、病気のお父さんのために食べものを探していると、川に落ちた柳の葉っぱが魚になって泳ぎ始めました。それが【ししゃも】です。喜んだ娘は、お父さんのげために持ち帰り、親子で食べました。親孝行の娘のために、神が柳の葉を魚に変えたというお話です。 皆さんも、お父さんやお母さんを大切にする気持ちを持ちましょう。【ししゃも】を見たら思い出してください。 *食材産地*** ししゃも・・・・・・ノルウエー たまご・・・・・・・青森 とりにく・・・・・・岩手 にんじん・・・・・・千葉 ごぼう・・・・・・・青森 ながねぎ・・・・・・秋田 こまつな・・・・・・埼玉 12月3日 きょうの給食「ミルクパン、チーズ入り卵焼き、ジャーマンポテト、野菜スープ、牛乳」です。 きょうの卵焼きにはチーズが入っています。チーズがどのようにして発見されたかは正確にはわかりませんが、「アラブの商人が羊の胃袋を干して作った水筒に山羊のミルクを入れて砂漠を旅していた途中に、疲れとのどの渇きを癒そうと水筒を開けたところ、中からミルクではなく澄んだ水(乳清)と柔らかい白い固まりがでてきた」というのが最初のチーズの発見であるという説が有力だとされていました。ところが、近年になって世界最古のチーズ製造の跡がヨーロッパのポーランドで発見されています。チーズはヨーロッパで生まれた可能性が高いようですね。 *食材産地*** たまご・・・・・・・青森 とりにく・・・・・・岩手 たまねぎ・・・・・・北海道 にんじん・・・・・・千葉 じゃがいも・・・・・北海道 キャベツ・・・・・・茨城 セロリー・・・・・・愛知 こまつな・・・・・・埼玉 12月1日 きょうの給食
献立は
「磯おこわ、フーイリチー、すまし汁、牛乳」です。 「フーイリチー」とは沖縄料理で、お麩の炒めもののことです。お麩と卵と野菜を炒める料理ですが、沖縄ではたいへん人気の料理で、食堂の定番メニューです。お麩は車麩(ロール麩とも呼ばれます)を使います。沖縄は本州と比べてお麩の消費量が高いそうです。沖縄の三大調理法に「チャンプルー」「イリチー」「ンブシー」があります。「チャンプルー」はゴーヤチャンプルーなどで有名で、皆さんもよく知っていますね。「チャンプルー」に比べ、「イリチー」は少し時間をかけて炒め煮にしたものです。「ンブシー」はみそを使って「イリチー」よりも水分が多い仕上がりの炒め煮です。 *食材産地*** たまご・・・・・・・青森 とりにく・・・・・・岩手 にんじん・・・・・・千葉 さやいんげん・・・・鹿児島 もやし・・・・・・・栃木 にら・・・・・・・・栃木 ながねぎ・・・・・・岩手 糸みつば・・・・・・埼玉 12月2日 きょうの給食「スパゲッティナポリタン、ビーンズサラダ、キャロットケーキ、牛乳」です。 にんじんは、秋から冬にかけてが旬です。甘みが増して、おいしくなります。栄養は芯より外側に多く、カロテンは皮の下に一番多くあります。現在出回っているのは西洋種ですが、昔から作られてきた金時にんじんなどは東洋種です。沖縄には「島にんじん」という在来種もあります。きょうはデザートのケーキににんじんを使いましたが、みかんジュースも入れてあるので、にんじんぎらいの人も食べられると思います。 *食材産地*** たまご・・・・・・・青森 ぶたにく・・・・・・茨城 たまねぎ・・・・・・北海道 にんじん・・・・・・千葉 ピーマン・・・・・・茨城 きゅうり・・・・・・群馬 11月30日 きょうの給食「里芋ごはん、いかの照り焼き、豚汁、牛乳」」です。 きょうは里芋ごはんです。里芋は、秋から冬の初めが旬です。栄養は主に体のエネルギーとなります。水分が多く、芋の中でも特に低カロリーで、食物繊維や、余分な塩分を体の外に出すカリウムが豊富です。ヌルヌルの成分には胃腸を保護したり、体の抵抗力を高める効果が期待されています。親芋から子芋、孫芋とたくさんできることから、子孫繁栄の縁起物としてお正月のおせち料理にも使われます。 *食材産地*** いか・・・・・・・・北太平洋 ぶたにく・・・・・・茨城 さといも・・・・・・愛媛 にんじん・・・・・・千葉 ごぼう・・・・・・・青森 だいこん・・・・・・世田谷 ながねぎ・・・・・・千葉 11月27日 きょうの給食「ごはん、魚のみそマヨネーズ焼き、ひじきの煮つけ、野菜のゆかりかけ、牛乳」です。 みそは、中国から伝わったという説と日本独自で作り出されたという説があります。みそは、私たち日本人にとって和食には欠かせない調味料です。日本全国それぞれの地域でさまざまな特色を持ったみそが作られています。 みそを使ったことばも多く、 【手前みそ】(手前が工夫を凝らしたところ。これが転じて後には自慢をもさすこともある。) 【みそを付ける】(失敗して評判を落とす。面目を失う。) 【みそっかす】(一人前とみなされない人) などです。 *食材産地*** さけ・・・・・・・・北海道 にんじん・・・・・・千葉 キャベツ・・・・・・愛媛 きゅうり・・・・・・埼玉 11月26日 きょうの給食「もやしの韓国風ごはん、白菜と春雨のスープ、りんご、牛乳」です。 白菜の旬は11月から2月ごろです。名前の由来は、中国語の「白菜」(ばいつぁい)からです。日本でよく食べられるようになったのは大正時代以降です。栄養は主に体の調子を整えます。大部分が水分で低カロリー、ビタミンC、葉酸、食物繊維を含みます。昔は漬け物にされることが多かったのですが、淡泊な味で鍋物やスープ、炒め物、サラダにも使えるとても便利な野菜です。 *食材産地*** ぶたにく・・・・・・茨城 こまつな・・・・・・埼玉 にんじん・・・・・・千葉 もやし・・・・・・・栃木 ながねぎ・・・・・・茨城 にんにく・・・・・・青森 たまねぎ・・・・・・北海道 はくさい・・・・・・茨城 りんご・・・・・・・山形 11月25日 きょうの給食「中華丼、わかめスープ、牛乳」です。 秋も深まり、寒くなってきましたね。かぜに負けない体をつくるには、食事・運動・睡眠が重要です。1日3食を規則正しくしっかり食べることと、日中は外で元気よく遊び、体をたくさん動かすこと、夜ふかしをしないで早めに寝て、しっかりと体を休めることです。さらに、せっけんを使った手洗いをして、手についた菌やウイルスをきちんと洗い流すと、より効果的です。かぜに負けないように丈夫な体を作り、元気に寒い冬を乗り越えましょう。 *食材産地*** いか・・・・・・・・ペルー むきえび・・・・・・インドネシア ぶたにく・・・・・・茨城 にんにく・・・・・・青森 しょうが・・・・・・高知 にんじん・・・・・・千葉 ながねぎ・・・・・・茨城 はくさい・・・・・・群馬 チンゲンサイ・・・・群馬 米・・・・・・・・岡山 11月24日 きょうの給食「セサミトースト、ミルクポトフ、ビーンズサラダ、牛乳」です。 きょうのビーンズサラダには、ひよこ豆と白いんげん豆が入っています。ひよこ豆は、よく目立つ鳥のくちばしのような突起物があり、文字どおりひよこのような形の豆です。スペインではガルバンソと呼ばれています。食感が栗に似ていることから「くり豆」とも呼ばれることがあるように、独特のホクホク感があり、日本でもカレー、スープ、サラダ等の食材として利用される機会が増えてきました。 *食材産地*** ぶたにく・・・・・・茨城 じゃがいも・・・・・北海道 にんじん・・・・・・千葉 たまねぎ・・・・・・北海道 キャベツ・・・・・・茨城 セロリー・・・・・・静岡 きゅうり・・・・・・埼玉 11月20日 きょうの給食「スパゲッティーミートソース、コーンサラダ、柿、牛乳」です。 きょうの果物は柿です。柿にはそのまま食べられる甘柿と渋抜きをしてから食べる渋柿があります。また形も、丸いものや四角張ったもの、釣り鐘型をしたものなどさまさまです。名前の由来は、実の色の「赤黄」(赤いような黄色いような色)、同様に「赤木」から「あ」が落ちて「柿」になったとする説があります。さらに硬い木という意味の「堅木」が縮んでできたともいわれています。主に体の調子を整えます。ビタミンCが豊富で、果肉のオレンジ色には体の中でビタミンAとなるβーカロテンも多いです。 *食材産地*** ぶたにく・・・・・・茨城 たまねぎ・・・・・・北海道 セロリー・・・・・・静岡 にんじん・・・・・・北海道 ピーマン・・・・・・鹿児島 キャベツ・・・・・・茨城 かき・・・・・・・・新潟 11月2日 きょうの給食「ごはん、がめ煮、キャベツの塩こんぶかけ、みかん、牛乳」です。 がめ煮は、九州北部地方の代表的な郷土料理です。博多弁の「がめくり込む」(寄せ集めるなどの意味)が名前の由来と言われています。また、文禄の役の時に、朝鮮に出兵した兵士が当時「どぶがめ」と呼ばれていたスッポンとあり合わせの材料を煮込んで食べたのが始まりと言われています。現在は、スッポンではなく鶏肉を使うのが普通です。炒り鶏、筑前煮とも言われますが、一般的に「筑前煮」は九州地方以外での呼び方です。 *食材産地*** とりにく・・・・・・岩手 しょうが・・・・・・高知 にんじん・・・・・・北海道 れんこん・・・・・・茨城 ごぼう・・・・・・・青森 さやいんげん・・・・山梨 キャベツ・・・・・・茨城 みかん・・・・・・・愛媛 11月19日 きょうの給食「とりめし、とびうおのつみれ汁、野菜のごまだれかけ、牛乳」です。 きょうの汁の中のつみれは、八丈島で獲れたとびうおで作りました。八丈島は東京都の島です。東京の南、太平洋のまっただ中にあります。先月のメンチカツのむろあじと同様、島の漁師の婦人部の方々がミンチにしてくれたものを使っています。地元のものを利用して、地産地消です。 *食材産地*** とびうお・・・・・・八丈島 とりにく・・・・・・岩手 にんじん・・・・・・北海道 さやいんげん・・・・鹿児島 しょうが・・・・・・高知 ながねぎ・・・・・・茨城 ごぼう・・・・・・・青森 だいこん・・・・・・千葉 さといも・・・・・・栃木 はくさい・・・・・・長野 もやし・・・・・・・栃木 こまつな・・・・・・埼玉 11月18日 きょうの給食「シナモントースト、クリームシチュー、キャベツサラダ、牛乳」です。 きょうの「シナモントースト」は、食パンにバター、グラニュー糖、シナモンを塗って焼いてあります。シナモンは、くすのき科の木の皮をはぎ取って乾燥させたものです。独特の香りがあり、パイ、プリン、ドーナツ、八つ橋などのお菓子・ケーキ類に使われるほか、カレー粉、ソース、ケチャップ、ピクルス、ソーセージ、ハンバーグなどの原料として幅広く使われています。 *食材産地*** とりにく・・・・・・岩田 じゃがいも・・・・・北海道 たまねぎ・・・・・・北海道 にんじん・・・・・・北海道 キャベツ・・・・・・神奈川 11月17日 きょうの給食「ごはん、さばのみそ煮、おひたし、五目豆、牛乳」です。 五目豆のお豆は大豆です。大豆は、約2000年前の弥生時代に中国から朝鮮半島を通って日本に伝わりました。大豆は漢字で大きな豆と書きます。これは「大いなる豆」の意味から名付けられたとされています。「大いなる」とは、偉大な、りっぱな、という意味です。大豆は良質たんぱく質を多く含むことから、ドイツでは「畑の肉」、アメリカでは「大地の黄金」と呼ばれています。 *食材産地*** さば・・・・・・・・ノルウエー しょうが・・・・・・高知 ながねぎ・・・・・・茨城 もやし・・・・・・・栃木 にんじん・・・・・・北海道 こまつな・・・・・・埼玉 11月14日 きょうの給食「カレーライス、和風サラダ、牛乳」です。 和風サラダにはわかめが入っています。わかめは簡単に乾燥でき、軽く持ち運びもしやすいので、昔から日本で広く食べられていました。縄文時代の遺跡からは、わかめや他の海藻が見つかっていて、この時代から食べられていたことがわかっています。朝廷への献上品としたり、神饌として奉納されたり、正倉院文書によると、給与としても使われていました。わかめの名前は「わか+め」、つまり若い(新しい)海藻という意味です。栄養は、ヨウ素、カルシウム、カリウム、食物繊維、アルギン酸、フコダインなど、いろいろ含まれていて、健康増進のためにぜひ摂りたい食品です。 *食材産地*** ぶたにく・・・・・・茨城 しょうが・・・・・・高知 にんにく・・・・・・青森 じゃがいも・・・・・北海道 たまねぎ・・・・・・北海道 にんじん・・・・・・北海道 もやし・・・・・・・栃木 11月13日 きょうの給食「ミルクパン、アップルチーズハンバーグ、ブロッコリーサラダ、牛乳」です。 きょうのアップルチーズハンバーグには、りんごとプロセスチーズが入っています。りんごの栄養は、主に体の調子を整えてくれます。カリウムは余分な塩分を体の外に出してくれます。クエン酸やリンゴ酸といった有機酸が多く、胃腸の働きをよくしてくれます。皮に多いペクチンは水溶性の食物繊維で便通を整えてくれます。 *食材産地*** とりにく・・・・・・岩手 ぶたにく・・・・・・茨城 こまつな・・・・・・埼玉 たまねぎ・・・・・・北海道 りんご・・・・・・・山形 キャベツ・・・・・・東京 ブロッコリー・・・・埼玉 にんじん・・・・・・北海道 セロリー・・・・・・静岡 11月12日 きょうの給食「きのこごはん、ししゃもの二色揚げ、みそ汁、牛乳」です。 今月は、秋の味覚のきのこが多く登場しています。きょうはきのこごはんです。きのこには、食物繊維、ビタミンB1、B2、ナイアシン、抗酸化成分など、たくさんの健康成分が含まれています。また、きのこにはβ―グルカンと呼ばれる多糖類が含まれていて、免疫力を高め、アレルギーの予防や改善効果また抗腫瘍効果があると考えられています。きのこが苦手な人もいると思いますが、一口でも食べてほしいです。 *食材産地*** ししゃも・・・・・・ノルウエー たまご・・・・・・・青森 とりにく・・・・・・岩手 じゃがいも・・・・・北海道 にんじん・・・・・・北海道 ごぼう・・・・・・・青森 しめじ・・・・・・・長野 えのきたけ・・・・・長野 ながねぎ・・・・・・青森 11月11日 きょうの給食「ごはん、四川豆腐、辣白菜、牛乳」です。 四川料理は、中国四川省の郷土料理です。四川料理は、唐辛子や花椒を効かせる辛い中華料理として知られています。中国の他の地方の料理に比べて香辛料を多く使います。辛い料理が多い理由は、四川の成都は盆地で湿気が多く、唐辛子に含まれるカプサイシンの効果によって汗をかくことで健康を保つためだという説があります。豆板醤、豆豉、酒醸などが使われます。日本の麻婆豆腐は日本風に辛みを抑えていますが、近年では本場風に花椒を効かせたものを四川麻婆豆腐として区別する傾向があります。給食の四川豆腐は花椒は使っていませんが、いつもの麻婆豆腐より辛みを効かせてあります。 *食材産地*** ぶたにく・・・・・・茨城 にんにく・・・・・・青森 しょうが・・・・・・高知 にんじん・・・・・・北海道 ながねぎ・・・・・・青森 はくさい・・・・・・長野 |
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