人格の完成12月「礼儀」7年前の3月11日、地震の影響で電車が止まり、東京でも多くの人が帰宅困難者となりました。駅や道にはあふれんばかりの人。しかし、誰一人として、割り込んだり、列を崩したりする人はおらず、係員の指示に従いました。言われてもいないのに、他の人の通行スペースさえできていました。 この行動は世界中で話題になり、「日本人は礼儀正しい」と世界で称賛されました。極限の状態になっても、人に迷惑をかけないように行動することができたのは、当時、多くの日本人の心の中に、周りの人のことを考え、思いやる気持ちがあったからではないでしょうか。 人を思いやる心をもてば、自然と礼儀は身についてくるはずです。これからたくさんの人と関わるなかで、思いやりから生まれる「礼儀正しさ」をたくさん発揮できるといいですね。 |
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