7月11日(木)〜13日(土)は学校公開期間です。

東京2020大会3 7月27日(火)

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7月26日(月)朝日新聞1面より
難民選手団から五輪に出場したアブデュラ・セディキ選手の紹介をします。
「アフガン難民挑んだ」
苦しみ、悲しみを乗り越えてたどりついた、東京五輪だ。
25日に行われたテコンドー男子68キロ級。難民選手団として初出場したアブデュラ・セディキ(24)は、初戦の2回戦で接戦の末敗れた。でも、表情は晴れやかだった。
アフガニスタンに生まれ、8歳からテコンドーをはじめた。将来を有望視されたが、紛争状態にある国内で競技を続けるのは難しかった。治安は悪く、武装集団に襲われることもあった。「普通の生活を送ることができない。なぜこんなところに自分は住んでいるのか。他の国の人たちをうらやんだ。」
2017年、国を捨てた。競技がさかんなベルギーを目指した。祖国から直線距離は約6千キロ。頼れるのは己の足だけだった。1日12時間歩いたこともあった。
アントワープ近郊に拠点を移し、19年には世界選手権へ出た。五輪出場が見えてきた矢先に、コロナウイルスが世界中に広がった。見えない脅威は東京五輪を1年延期に追い込み、祖国で暮らす母の命も奪った。
国を離れる前に母はずっと言ってくれた。
「世界一になって」
この日の対戦相手は、リオ五輪の別階級で金メダルに輝いや中国選手だった。慎重さも10センチほどある大柄な相手にもひるまずに、最後まで攻め続けた。
「今日は序章に過ぎない。難民だって目標はかなえられる」そう信じている。
世界中には、私たちには想像もできないくらいの困難を乗り越えて五輪に出場しているアスリートがいます。これもオリンピックから学ぶ大切な1つです。

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