今この時だからこそ意義のある3年生の授業左の写真は、理科の栗山先生が「放射能から防護するためには」という授業をしている様子です。「はかるくん」という放射能測定器を準備し、実際に自然放射線をどの物質がどのくらい遮断するのか、どのくらいの距離なら遮断できるのかなどを予想し、検証する授業です。ICTも効果的に使っていて、来校された世田谷区教育委員会の方からも、すばらしい授業だと絶賛してくださいました。3・11から2年、あんなに騒がれていたシーベルトやベクレルなど、少しずつ風化してきているのではないでしょうか。「知ることから始めよう 放射線のいろいろ」や「3・11を忘れない」といった副読本を活用して、東日本大震災について、これからも長く忘れないようにしていきたいと考えています。 右の写真は、3年生の吉岡先生が中心となって運営した「デートDV」についての啓発を目的とした授業です。講師にNPO法人レジリエンヌの方をお招きし、世田谷区人権・男女共同参画担当課や男女共同参画センター、デートDVせたがやネットワーク、NPO法人コミュニティ・ネットワーク・ウェーブの皆さん、世田谷区議会議員の皆さんなど、たくさんの方の協力がありました。近年、デートDVは低年齢化しており、高校生でもデートDVの被害に遭うことが少なくないのが現状です。おつきあいしている同士でも、暴力は犯罪であり、人権問題です。相手に対する気遣い、思いやりは、どんな関係でも大切だということが、あらためて確認できたと思います。 中学校を卒業するこの時期に、とても大切なことを教わりました。たくさんの方々に感謝しています。 |
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