1学期終業式、すばらしい歌・表情でした今日の終業式で驚いたことがあります。4月の始業式で歌った校歌は声が小さく、お世辞にもすばらしいとは言えなかったのですが、今日の校歌はすばらしかったです。 声が出ていたこと、歌う姿勢がしっかりしていたこと、そして何より「歌っている生徒の皆さんの表情」がすごくよかったです。1学期の間、柳田先生の音楽の授業で、歌うことの楽しさや合唱(むずかしく言えば声楽)の専門的な指導を受けたからにちがいありません。生徒を変容させることのできる教師、さすがプロフェッショナルですね。私もその指導力にあこがれてしまいます。 さて、以下は校長講話です。 「4月から今日までを振り返ると、昨年度より皆さんの元気な声が校舎内によく響いていました。活気が出てきたな、とうれしく思います。学校行事はもちろん、放課後の部活動で中庭を走っている声や吹奏楽部の楽器の音などから、皆さんが生き生きと活動している様子がよくわかりました。落ち着いている学校に活気が加われば、それはすばらしい学校だと思います。一人ひとりがよくがんばりました。 さて、1学期の最後に、『やさしさ』について話をします。 この字は『憂い』(うれい)と読みますね。意味は、悲しみ、なげき、心配など、人が困っている様子を表しています。 私はみなさんに、『憂』いのある人の気持ちにそっと寄り添える『優しい人』になってほしいと思います。それがこの『優』しさという字の意味だと思います。 優しい人とは、わがままや言うことをきいてくれる人ではなく、皆さんが困ったときにそっと寄り添ってくれる人のことです。 いじめやスマートフォンを介したトラブルがニュースで多く流れています。駒沢中学校の皆さんは、人のいやがることをしないで、困っている人にそっと寄り添える優しい人であってほしいと思います。先生方も、皆さん一人ひとりを大事にして、自分らしく生きられるように応援していきます。夏休みの3年生の面接練習、楽しみにしています。 2学期にまた元気で会いましょう。」 1学期、多くの方々にご理解とご支援をいただきましたことに、心より感謝しております。ありがとうございました。 |
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