第2学期終業式校長先生から 「今年はどんな年でしたか。特に2学期、合唱コンクールをはじめ、駒沢中学校の皆さんは本当によくがんばったなと思います。 さて、私は先月、2週間ほど入院することがありました。その時に考えたのは、ひとつは健康の大切さです。これまで大きな病気をしたことがなかった私は、人生で始めて、本気で自分の健康のことを考えました。皆さんも『食事、運動、睡眠』に気を付けて、長い人生を生き抜く健康な体の基礎をつくってください。また、冬休みには、家族にお年寄りや病気の方がいたら、その方の健康をやさしく気遣ってあげてください。 もうひとつ、入院中に考えたことは『ことばの力』です。もし医者から『あなたは悪くなる一方ですね』『もう治らないかもしれない』などとことばをあびせられたら、かなり落ち込みますよね。治る病気も悪くなってしまいます。 反対に、『もう大丈夫ですよ』『必ずよくなります』『軽く済んでよかったですね』と言われると、心が落ち着いて気持ちも安定してきます。人間を生かすものは、最先端の医療だけではなく、『心のこもったことばの力』が大きいことがよくわかりました。 このことは、病院だけでなく、学校でも家庭でも同じです。ことばを大切にすることは人間関係を大切にすることなのです。平成27年も『心のこもったことばの力』をみんなで大切にしていきましょう。」 というお話しがありました。 その後、生徒たちは校歌をとても大きな声で歌い、すばらしい2学期の締めくくりができました。(副校長) |
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