駒沢中学校の楽しい一コマをご覧ください。

第3学期始業式

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
第3学期の始業式です。3学期は次の学年への準備の学期です。1年間の成果を確認して、次のステップにつなげる学期にしていきましょう。(遠藤)

校長講話の内容です。

 みなさん、おはようございます。そして、新年あけましておめでとうございます。平成31年が始まりました。今年も、生徒の皆さんと教職員が一丸となって、活力のある駒沢中学校を創っていきたいと思います。よろしくお願いします。
 さて、私は毎学期はじめに学期ごとの重点をお話していますが、本日から始まる3学期のテーマは「準備の学期」です。具体的に何が必要かは、次回の全校朝礼でお話しますが、皆さんも「準備の学期」の意味を考えておいてほしいと思います。
 ところで、2学期の終業式で、「向上心をキーワードにして、新年の抱負、1年間の見通しを具体的に考えよう」とお話ししました。新年を迎えて決意したことがきっとあると思います。その決意が今年の抱負や目標になるでしょう。その目標の実現を目指して3学期を「準備の学期」とするには、次のステップにむけた見通しを持つことが必要です。
 そこで、今年も目標の立て方についてお話します。2・3年生はもう分かっている内容かもしれませんが、気持ちを新たにして聞いてください。これまでとは違う受け止め方になるかもしれません。
 目標を持つことはそれほど難しいことではありません。しかし、自分が立てた目標を着実に達成することはとても難しい。それは、多くの皆さんが実感できるところだと思います。この目標について、大学スポーツの世界で一時代を築いた2人の監督が、表現こそ違うものの、同じような考え方を示しています。とても興味深い話なので紹介します。
 一人目は駅伝の監督です。先日の箱根駅伝で惜しくも総合5連覇を逃した、青山学院大学陸上競技部駅伝チームの原晋監督は「半歩先を見据えた目先の目標と、将来的なビジョンの両方持つことが大切。そして、今の環境を言い訳にしてはいけない」と言っています。
 二人目はラグビーの監督です。やはり惜しくも10連覇を逃した帝京大学ラグビー部の岩出雅之監督は、新入生の入部後に「ダブルゴール」と呼ぶ、短期的な目標と卒業後の長期的な目標の2つの目標設定をさせているそうです。4年間で必ず選手が入れ替わる大学スポーツの世界で勝ち続けることは本当にすごいことで、原監督と岩出監督はこれまで誰もなしえなかったことを実現しています。二人の言っていることの共通点は、目標に2つの要素を見いだしている点です。画面を使って説明しますので見てください。
 まず一つ目は「将来を見据えたビジョン・見通し、長期的な目標」です。たとえば、将来就きたい職業や、もっと身近なことでは、卒業後の進路先などです。部活動で考えてもいいですね。これはかなり高い目標の場合もありますので、一気に達成するのはとても大変なことになることがあります。
 そこで二つ目が必要になります。それが「半歩先を見据えた目先の目標、短期的な目標」です。例えば、定期考査の目標など、自分の今ある環境や条件に見合った達成可能な、少し高い目標ということです。スモールステップで一段ずつ着実に、将来のビジョンに近づいていくことが大切です。一歩ステップを上がった時の達成感が次のやる気につながります。
 そのためには、現状に満足せず、新たなことに勇気を持ってチャレンジしていこうとすることが必要です。ある程度の成果が出た時、現状維持をよしとしては、その時点で退化が始まると思います。だから、「向上心」は欠かせません。青山学院の原監督は5連覇を逃した後「私自身チャレンジする意識が下がっていた。進化をとめた時点で退化になると痛感した」と述べています。見習いたい姿勢です。
 スポーツの世界の話を引用しましたが、この話は私たちにとってどの場面にでも応用できると思っています。目標設定の参考にしてください。

平成31年1月8日 3学期始業式
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

学校概要・基本情報

1学年だより

3学年だより

給食献立

Weekend HomeWork 3年