駒沢中学校の楽しい一コマをご覧ください。

本日の終業式の校長先生からのお話の内容です。

令和3年7月20日 1学期終業式

 みなさん、おはようございます。本日は1学期の終業式です。
 昨年の1学期に比べると、ずいぶん学校で行うことが増えて、2年前までの学校の日常に戻りつつあります。これまで実施できなかった2・3年生の校外学習を、交通機関を使わない縮小した形でしたが班行動として実施できました。なんと言っても大きかったのは、運動会だと思います。昨年同様の半日開催ではありましたが、個人競技中心ではなく、学級ごとに競い合う団体競技中心のプログラムとしました。クラスのまとまりや仲間と協力して成し遂げた達成感は昨年以上のものがあったのではないでしょうか?まだまだ感染症予防については気を抜くことはできませんが、どうすればこの状況下でも実施できるかという発想をもって2学期の教育活動も進めていきたいと思っています。皆さんの力が頼りです。2学期もよろしくお願いします。

 さて、みなさんは、それぞれで1学期の振り返りをしたと思いますが、一人ひとりにとってどのような1学期だったでしょうか?
 自分を振り返るときには、ぜひ駒中プリンシパルを思い出してください。特に、第1番目の「大切なこと」は、抽象的すぎて具体的イメージをつかみにくいかもしれません。しかし、授業で大切にすること、友達づきあいで大切にすること、SNSを使うときに大切すること、などあらゆる場面で活用できる内容となっています。駒中Principleを念頭において自分の生活を見直しながら、自分を伸ばすために応用してほしいと思います。

 そして、いよいよ東京オリンピック・パラリンピックが今週金曜日から始まります。完全な形で実施できないのはとても残念ですが、一生に一度あるかどうかといった記念すべき出来事であることは間違えありません。テレビ観戦を通して、この東京大会からいろいろなことを感じ取ってほしいと思います。

 先日、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」という番組で5人のアスリートが取り上げられていました。「逆境を乗り越えた5つの流儀」というテーマで登場したアスリートは、卓球の石川佳純選手、体操の内村航平選手、水泳の萩野公介選手、車いすテニスの国枝慎吾選手、陸上の山縣亮太選手の5人です。5人の共通点は、王座からの転落やケガによる不調などの逆境に苦しみながらも見事な復活を遂げている点です。だから、一人一人の言葉に何ともいえない重みと説得力があります。私が特に惹かれたのが内村選手と山縣選手の言葉です。

○内村選手「可能性は生み出すもの」 ○山縣選手「逆境でこそ自分を変える」

彼らの苦悩や自分を鼓舞して努力する姿から、「ローマは一日にして成らず」とはこういうことなのだ、と深く感じさせてくれた印象深い言葉と行動でした。ふだん私たちは、彼らの華やかな部分ばかり観てしまいがちですが、なにより努力する姿勢が大切だということを教えてくれています。一人一人のアスリートには誰にでもその人なりのドラマがあるはず。世界から東京に集うそんなアスリートの姿をしっかり見届けましょう。

 これから通知表が手渡されます。教科の評価・評定の結果も大切ですが、それだけにとらわれず自分を振り返り、どうすれば自分を伸ばしていけるかについて考える材料にしてほしいと思います。
 明日から始まる夏休みは、1学期の振り返りをいかし、しっかり自分を鍛えましょう。「これだけはやりきった」といえるものを見つけてください。
 また、先週末に梅雨が明けて、一気に暑くなりました。暑さには慣れていないので、夏休みを充実させる鍵は「体調管理」にありそうです。感染症予防と熱中症予防の両立がポイントです。しっかり寝て、朝ご飯を食べて1日の活動に臨んでください。水筒は常に持ち歩きましょう。
 1学期を振り返り、そこに夏休みの成果を加えて、2学期の学校生活を「充実・発展」させ、大きな実りにつなげてほしいと思います。充実した夏休みにしてください。

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