駒沢中学校の楽しい一コマをご覧ください。

生徒会による新入生オリエンテーション(委員会紹介)

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本日の5時間目、生徒会による新入生オリエンテーション(委員会紹介)が体育館で行われました。生徒会長をはじめとする生徒会役員、昨年度後期の専門委員長のみなさんが、新入生にわかりやすく生徒会について紹介してくれました。準備がたいへんだったと思いますが、落ち着いたとてもよい会になりました。

▽以下は、オリエンテーションの冊子に寄稿した校長あいさつです。

新入生の皆さんに望むこと

駒の学び舎 世田谷区立駒沢中学校
校長 加藤敏久

 新入生の皆さん、入学おめでとうございます。
 今、皆さんは、新しい生活に希望をもち、「何にでも挑戦しよう」と思っていることでしょう。小学校のころにはできなかったこと、変えたい、変わりたいと思ったことなど、中学校の新しい生活の中で実現していけるといいですね。駒沢中学校の先生方は、いつでも皆さんを応援しています。

 さて、中学校生活をおくる心がまえをお話ししておきます。

   和を以て貴しと為す

 誰のことばか、知っていますか。これは、小学校6年生の社会の時間に勉強した聖徳太子のことばだと伝えられています。
 今からおおよそ1400年も前のことです。豪族たちをまとめるために、聖徳太子は十七条の憲法をつくったといわれています。その第一がこのことばですね。
 私たちが集団で何かをするときに、もっとも大事なことは「和」だと思います。中学校という大きな集団の中には、学年やクラスという集団があります。まず、クラスの中に「和」ができるように努めてみてください。

 ただし、「和」というのは、ただ仲良くすることを意味しているのではありません。「和」は『調和』の「和」なのです。いろいろな人がいて、それぞれに個性があります。皆さんの個性が『調和』して、すばらしい集団になっていくのです。相手の個性を認め、人権や自由を尊重することばと態度を心がけてください。

 また、集団の「和」は、それぞれが自分の役割に責任をもつことで保たれています。クラスの係の仕事、当番の仕事、生徒会の委員の仕事をはじめ、全員に役割があるでしょう。役割を責任をもって果たそうとすることで、充実感や満足感がうまれたり、まわりの人への思いやりの心、まわりの人へ感謝する心が芽生えてくるのです。

 もう皆さんは、駒沢中学校の一員です。皆さんがこれから1年間でどんなクラスや学年をかたちづくっていくか、とても楽しみにしています。そして、2年生や3年生とも『調和』して、もっともっとやさしく、あたたかく、すばらしい駒沢中学校になっていくと信じています。

▽以下は当日の校長講話の概要です。
・小学校に児童会があるように、中学校にも生徒会があります。どちらも自分たちの力で学校生活をよりよいものにしていく活動です。
・自分の役割を自覚し、責任を果たすことが大切です。生徒会は全校生徒が会員であり、生徒会役員だけが生徒会ではありません。
・多くの学校の専門委員会は、専門委員会で決めたことを各クラスで実行するだけになっている傾向があります。本来、専門委員は、各クラスの代表です。まず自分のクラスのために活動し、自分のクラスの声や意見を専門委員会の場で発表するようにしましょう。専門委員会は、各クラスの声や意見をもとに協議して、全校で活動するようになるといいと思います。
・時代は大きく動いています。東日本大震災で被災した地域の学校では、困ったり苦しんだりしている生徒がいるでしょう。世界には、学校に行けない子どもたちや、病気になっても治療を受けられずに死んでいく子どもたちもいます。できれば、前例を破り、視野を広げた活動ができるといいと思います。アイディアを出し合って、生徒会活動をよりよいものにしていってください。

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