将来を見据えて実力をつけよう
昨日の報道で、少し考えさせられる内容がありました。
今春大学を卒業した人のうち就職した人の割合が、昨年より2、3ポイント上昇し63、9%だったことが、文部科学省の学校基本調査で分かりました。派遣社員やアルバイトなど安定的な雇用に就いていない人は2割余りの約12万8千人に上っています。 調査によると、今春の大学卒業者55万9030人のうち、就職したのは35万7285人で、就職者を卒業者で割った就職率は63・9%でした。 就職者のうち契約や派遣など正社員でない非正規雇用は2万1990人で3・9%でした。アルバイトやパートなど「一時的な仕事に就いた人」(1万9596人、3・5%)と「進学も就職もしていない人」(8万6638人、15・5%)と合わせ、22・9%が安定的な雇用に就いていませんでした。 進学も就職もしていない人の内訳は、「就職や進学準備」が5万3054人(9、4%)、就職や進学準備もしない「ニート」が3万3584人(6・0%)でした。 3年生の皆さんは、7年後に大学を卒業することになります。将来の景気動向はわかりませんが、悲観することはありません。やはり、学力、コミュニケーション能力、働く意欲など、中学校のうちから地道に積み重ねて身に付けていくことが大切なのです。 |
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