スーパーアクティブスクール指定校研究発表会
本校は、平成27年〜31年度「心と体の元気アップ!〜世田谷3快プログラム<快眠・快食・快運動>〜」実践モデル校、平成28年度〜30年度東京都「スーパーアクティブスクール指定校」として、生徒たちの心と体を豊かにするための様々な取組を行い、その成果を11月2日(金)に発表しました。
取組を始める前は、体力テストの結果は都の平均を下回っており、非常に体力が低い学校でした。また、健康面では、睡眠に問題のある生徒が65%、そして、疲労自覚症状(眠い、肩こり、やる気が出ない)のある生徒の割合が高く、朝食摂取率も80%程度と、自分の体の基礎を作る重要な時期に必要な、運動、睡眠、食事の質が非常に低い状況でした。 そこで、保健体育の授業で毎時間トレーニングを積み重ねたり、様々な講師の方に運動のコツや科学的根拠に基づいた指導を受けたりすること、大学や地域と連携して自分の生活リズムを知り、改善策を考えること、体を元気にするための食事や睡眠について学ぶことなどの取組を3年間計画的に行いました。 その結果、平成30年度の体力テストの結果は飛躍的に向上し(一番の課題であったハンドボール投げは全学年男女とも全国平均越)、運動量も増えました。また、運動、睡眠、食事の大切さを学ぶことで、自分の体に興味をもち、健康を意識して生活する生徒の割合が増えました。そして、保護者の方の多大なる協力もあり、朝食摂取率は97%まで向上しました。 地域、家庭での生活と、学校での取組で、自分の体や健康を意識させ、健康教育、食育を基盤として体力向上を進めていく。その取組の中で、強い意志や行動体力を培い、生涯において健康生活をセルフコントロールできる人に成長して欲しいと思います。 この取組のゴールは、この先の人生で、自分の体や健康をセルフコントロールできるようになることです。そのための基礎を今のうちに身に付け、実践し、豊かな人生を送れるようにしましょう。 |
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